2018米づくり記録10

ているです。

今週も稲の様子を紹介します。

今回のブログは2018年6月23日現在の様子をブログにしています。

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慣行栽培

慣行栽培は中干し真っ最中です。

この時期に中干しをすることで過剰な分げつを抑制や、酸素が供給されることで根の活力が高まります。

中干しについて詳しくはこちらをご覧ください。

稲作日記8~中干し~

平均的な稲の背丈は40cm、茎数30本前後、葉幅10mmでした。

(背丈は株の中で一番長い葉っぱが土から何cmかを測定。茎数は株の茎数を計測。葉幅は株の課で一番幅がある葉を計測。測定はランダムに5株を選択してその平均を記載しています。)

中干しのおかげかこの一週間は気温が高かったにもかかわらず、茎数はほとんど変化していません。

背丈は順調に伸びてますね。

先週と比べると少し葉色が落ちてきて黄緑色になっているかな?という感じがします。

中干し中なので、乾きすぎない程度のかん水にとどめています。

こんな感じで田んぼにひびが入ったら少し水を入れる感じです。

 

無農薬栽培

無農薬栽培の田んぼは、まだ中干しをせずに水を多めに張って深水の状態で生育しています。

今週も13㎝程度の深水をキープしていますが、来週くらいからすこしづつ水位を下げて行きたいと思います。

背丈は48cm、茎数25本前後、葉幅9mmでした。

丁度カエルが稲を登ろうとしていました。笑

目標は水を落とし始めるくらいまで茎数を20本以下にしたかったのですが、深水が足りないせいか茎数が予定よりも増えてきてしまい茎が多い株では30近い株もありました。

落水までこれ以上茎数を増やしたくないですが、無農薬なので調整しづらいのが歯がゆいです。

 

今回の調査では、稲を抜いて根っこの生育状況も確認してみました。

引っこ抜いたらこんな感じでした。

だいぶ力を入れないと抜けてこなかったのでかなり根はりはよさそうです。

TOKIOの松岡が喜びそうな根はりです。笑

泥を落としたところ、しっかりと根が赤くなっているのでしっかり鉄分が足りていることが分かりました。

鉄分が足りずに根が白いとガスわきしたときに根が傷みやすくなります。

毛細根も生えてきているので、根の成長は順調そうです。

 

 

この辺では、コシヒカリは毎年8月10日周辺で穂が出ます。

穂が出るまでの40日間は稲が栄養成長から生殖成長に切り替わり、米が作られ始める大事な時期になります。

今年は逆算すると来週末で出穂前40日になります。

来週は1つの大きな節目になるのでしっかり観察していきたいと思います。

 

 

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