2018米づくり記録14~穂肥~

ているです。

今週も猛烈な暑さが続いています。

私は去年まではクーラーを極力使わず、寝るときはタイマーにして過ごす派でしたが、今年はがっつりクーラーをかけています。

クーラーを使うと電気代がもったいないし身体が冷えると思っていましたが、夜寝苦しくて起きることもなくなったし、朝も寝汗でべたつくこともありません。

おかげで今年はめっきり夜中クーラーつけっぱなし派になってしましました。笑

 

今回のブログは2018年7月22日現在の様子をブログにしています。

 

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慣行栽培

 

慣行栽培の田んぼは、前回ソフトシリカを散布したことで葉色がだいぶ薄くなりました。

ケイ酸を吸収して稲の骨格ができたことで、未消化だった窒素を消化してくれたのだと思います。

 

実際、温度が高かったせいもありますが平均的な稲の背丈は83cm、茎数25本、葉幅11mmでした。

(背丈は株の中で一番長い葉っぱが土から何cmかを測定。茎数は株の茎数を計測。葉幅は株の課で一番幅がある葉を計測。測定はランダムに5株を選択してその平均を記載しています。)

一週間前から18cmも背丈が伸びているのでかなり窒素を吸収したのだろうということがうかがえます。

 

とはいえ、穂が形成される時期に色が薄くなりすぎると栄養が足りなくなってしまうため、穂が小さくなり収量が減ってしまいます。

逆に色が濃くなりすぎると背丈が伸びすぎてしまったり、病気にかかりやすくなります。

そのため、この時期の稲作は葉の色をみて肥料の量を調節します。

 

今回も週頭に1回目の穂肥(ほごえ)を散布し、週終わりに2回目の穂肥を散布しました。

穂肥もソフトシリカを振ったときと同様に動力噴霧器で振りますが、穂肥は振り方がまばらだと1枚の田んぼでも葉色の濃いところと薄いところができてしまいます。

1回目を散布して数日すると葉色に差が出てくるので、2回目の穂肥は葉色をそろえるつもりで濃いところは少なめに、薄いところは多めに穂肥を振るようにします。

 

無農薬栽培

無農薬栽培の田んぼは常に溝に水が溜まっているように水管理をしています。

気温がそこまで上がらなそうな日は、朝水を入れて自然に減るのを待って翌日再度水を入れました。

高温が予想される日は、朝から水を少しずつかけ流しにして水温が上がりすぎて根がダメージを受けないように調整しました。

 

無農薬栽培の稲は背丈は91cm、茎数32本前後、葉幅11mmでした。

無農薬栽培の稲も先週に比べると背丈がだいぶ伸びました。

それに伴って葉色も少し緑が少し薄くなってきました。

とはいえ、無農薬栽培なので穂肥を振らないのでこのまま生育を見守ります。

無農薬でどれだけ穂がついてくれるか楽しみです!

 

 

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