2018無農薬米づくり記録1

ているです。

5月も半分が過ぎ、新潟も日中暑い日が多くなってきました。

我が家の田んぼも順調に成長しています。

我が家の田んぼはほぼすべて慣行栽培をおこなっていますが、去年から私の趣味で休耕田を使って無農薬栽培に挑戦しています。

慣行栽培

慣行栽培とは、日本で一番普及している栽培方法で、化学肥料を使い、病害虫の駆除、防除に農薬(化学薬品)を使った栽培方法のこと。

 

独学での無農薬栽培2年目でまだまだ作り方が確立できておらず試行錯誤中なので、こうすれば無農薬で米が作れる!

というブログにはならないかもしれませんが、試行錯誤の様子をブログにしていきたいと思います。

 

この記事の目次

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そもそも無農薬栽培とは

その名の通り化学肥料や除草剤を使わずに自然の力だけで作物を育てる栽培方法です。

有名なところでは、阿部サダヲ主演で映画にもなった「奇跡のリンゴ」の著者の木村秋則さんの提唱する自然栽培です。

無農薬栽培の中でも難易度の高く、不可能と言われていたリンゴの無農薬栽培に成功した方です。

現在はリンゴ栽培の傍ら全国で自然栽培を広める活動を行っていらっしゃいます。

その他にも 珍しいところでは石川県羽咋市ではJAが主体となって無農薬栽培を推進しています。農薬を販売するはずのJAが農薬を使わない無農薬栽培を推進しているという珍しい事例です。

JA羽咋の無農薬栽培リンクはこちら(JA羽咋

 

無農薬栽培のメリット

  • 安心・安全
  • 環境にやさしい
  • 高く売ることができる(農家視点)

無農薬栽培のメリットと言えば何と言っても

安心・安全である。

ということに尽きると思います。

通常の農作物は害虫を駆除や雑草の除去、病気の予防のためにさまざまな農薬や除草剤が使われています。

無農薬栽培では農薬や除草剤が使われていないので安心して食べることができます。

 

農薬の使用は、多少なりとも環境に負荷を与え生物層を破壊します。また農薬を長期間使用すると害虫・菌が農薬耐性を獲得し、農薬の効き目が薄れたり効かなくなることがあります。

 

無農薬栽培は、手間がかかる分安心・安全であるため多少高い値段でも消費者は購入してくれます。

 

無農薬栽培のデメリット

  • 栽培管理が大変
  • 収量が少なくなる
  • 値段が高い(消費者視点)

普通の栽培方法であれば農薬や除草剤を使うことで害虫や雑草から作物を守ることができるのですが、無農薬栽培ではそうはいきません。

雑草対策から病気や害虫対策までを農薬に変わって農家の努力や工夫で解決しなければなりません。

育て方を間違えると、害虫に食べられたり病気になったりしてほとんど収穫できなくなることもあります。

このように、農家にとって様々な手間がかかることから無農薬栽培はコストがかかります。

農家視点ではメリットですが、コストがかかる分販売価格が高くなります。

そのため、消費者にとっては販売価格が高くなるというデメリットがあります。

 

メリット・デメリットは色々ありますが

ここまで無農薬栽培のメリット・デメリットを色々と書きましたが、なぜ私が無農薬栽培を始めようかと思ったのかというと、もともと研究や最新技術が好きなのもありネットで稲の無農薬栽培の記事を見て、自分で色々調べているうちに単に興味が出てきたからです。

実際に無農薬をやっている人のやり方をマネしてみても全然うまくいかないことが多いですが、試行錯誤しながら稲作するのは楽しくてしょうがないです。仕事辞めてずっと田んぼで遊んでたいくらい。

 

普通であれば、作物に栄養を吸収されて土壌は痩せていきます。しかし、自然栽培などの無農薬栽培では、土や土の中の微生物の力を最大限に利用して地力を保つことで作物が成長します。

しかも、やり方によっては手間が少なく、慣行栽培と同レベルの収量を取る無農薬栽培方法も開発され始めました。

 

そういった農法を研究すればもっと楽をしてコストを抑えつつ高品質な作物を作れる可能性があると思います。

まだまだ私の技術ではとても実用できるレベルにはないですが、少しずつ勉強していきたいと思います。

 

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