6月18日に山形沖地震が発生しました。
私の住む関川村の隣町の村上市で最大深度6強の揺れを観測しました。
私の村でも震度4を観測したのでとてもびっくりしました。
幸い、今回の地震では大きな被害もなく余震もほとんどなかったのですが、日本中どこでも地震の危険があるのだなと感じました。
我が家は少し高いところにあるので津波や洪水の心配はあまりないし、農家で米と野菜はある程度作っているのでそれなりに食べ物はありますが、改めて災害時の対応を考えるいい機会になりました。
田んぼにも被害はありませんでしたので一安心です。
今回は余震を心配しつつ、6月22日の様子を記事にしています。
この記事の目次
慣行栽培
慣行栽培は今週も中干しを継続中です。
だいぶ茎の数が増えています。
おそらく今週くらいが最高分げつ期だと思います。
最高分げつ期とは、茎が一番多くなる時期のことです。
しかし、すべての茎が穂をつけるのではありません。
穂をつけない茎は自然と退化してなくなってしまいます。
葉っぱをよく見ると茶色くなって退化しかかっている葉もちらほらありました。
慣行栽培の生育状況
慣行栽培の生育状況は、平均的な稲の背丈が35cm、葉齢10.3、茎数40本でした。
(背丈は株の中で一番長い葉っぱが土から何cmかを測定。葉齢は主稈(親茎)の葉の枚数。茎数は株の茎数を計測。測定はランダムに5株を選択してその平均を記載しています。)
先週に引き続き背丈はほとんど変化ありませんでしたが、茎数が一気に増えました。
最終的には3分の2くらいになるんじゃないかなと思っています。
おまけ
今年の田植えの時に我が家の田植え機が壊れました。
症状としては、田植え機の肥料を落とすところが壊れて肥料の量が調整できずに出続ける状態でした。
結果として、一部分だけ肥料が大量に入ってしまったのですが、今週確認したら肥料が多くなったところだけ葉の色も茎の数も多くなっていました。
5月にまいた肥料はこのくらいの時期まで効くんだな!と確認することができました。笑
写真の真ん中くらいの緑が深いところが機械が壊れて肥料が多く入ったところ。
無農薬栽培
無農薬栽培は今週も水をためっぱなしです。
毎週同じ事ばかり書いていますが、6月末ごろまで10cmの深水を維持します。
背丈がある程度伸びたのでそこまで影響がないと思いますが、アオミドロが増えてきてしまっています。
無農薬栽培の生育状況
無農薬栽培の生育状況ですが、平均的な稲の背丈は37cm、葉齢9.8、茎数16本でした。
(背丈は株の中で一番長い葉っぱが土から何cmかを測定。葉齢は主稈(親茎)の葉の枚数。茎数は株の茎数を計測。測定はランダムに5株を選択してその平均を記載しています。)
慣行栽培は茎数が倍近くに増えたのに対して、深水では変化がありませんでした。
過剰な分げつを減らすために深水が有効なことがよくわかります。
まとめ
今週は山形沖地震に驚いた1週間でした。
近年大きな地震に遭遇していなかったのですが、久々の大きな地震でした。被害が少なかったのが救いでしたが、有事の際備えはしっかりしないいけないと再確認しました。
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