梅雨明けと2回目の穂肥散布|2019米づくり記録16

7月24日に新潟県の梅雨が明けました。

今年の梅雨明けは去年よりも15日遅いものの平年並みでした。

梅雨が明けたと思ったら急に連日30度超えの真夏日が続きました。

そんななか慣行栽培の田んぼでは、2回目の穂肥を散布しました。
無農薬の田んぼにも自家製のぼかし肥料を散布しました。

今回はそんな7月20日の様子を記事にしています。

 

この記事の目次

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慣行栽培

慣行栽培は2回目の穂肥を散布しました。
使用した肥料は先週同様に穂肥500号です。
今回は10aあたり10㎏散布しています。

例年穂肥は2回に分けて散布しているのですが、昨年同様今年も梅雨が明けてから最高気温が35度を超える日が続いています。
高温が続くと田んぼの窒素成分が大気中に抜けてしまい肥料の効きが悪くなります。

昨年からJAも高温対策として葉の色が濃くならない田んぼには肥料の量を減らして3回目の穂肥を振るようにと指示が出ています。
葉色をみて必要であれば検討しようと思います。

 

慣行栽培の生育状況

慣行栽培の生育状況は、平均的な稲の背丈が72cm、葉齢13.8、茎数39本でした。

(背丈は株の中で一番長い葉っぱが土から何cmかを測定。葉齢は主稈(親茎)の葉の枚数。茎数は株の茎数を計測。測定はランダムに5株を選択してその平均を記載しています。)

先週に比べて背丈はほとんど伸びませんでした。
葉齢をみると今伸びている葉が止め葉になるのかな?という感じがします。

 

無農薬栽培

無農薬栽培の田んぼは先週田んぼに入ってヒエやクログワイといった雑草を抜いたのですが、除草漏れした雑草が生えてくるので見つけるたびに抜いています

今年は去年までまったく発生しなかったクログワイが大量発生しているのですが、田んぼの上流の川で土砂や木を切る工事をやっていたので土のなかに埋まっていた種が流されてきたのかもしれません

また、無農薬栽培の田んぼにも春に作った米ぬかと菜種かすを混ぜて発酵させたぼかし肥料6㎏を入れました

 

無農薬栽培の生育状況

無農薬栽培の生育状況ですが、平均的な稲の背丈は80cm、葉齢13.6、茎数29本でした。

(背丈は株の中で一番長い葉っぱが土から何cmかを測定。葉齢は主稈(親茎)の葉の枚数。茎数は株の茎数を計測。測定はランダムに5株を選択してその平均を記載しています。)

先週に比べると背丈が13cm伸びました。
前年に比べると全然短いですが、例年通り慣行栽培と比べると若干大きくなりそうです。

 

まとめ

今週は慣行栽培の田んぼに2回目の穂肥を、無農薬栽培の田んぼに有機肥料を散布してみました。

梅雨が明けて連日暑い日が続きますが、暑さに負けない稲に育てていけたらと思います。

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