田んぼをやっていない人にとって、米づくりと言われて最初に想像するのは田植えの光景ではないでしょうか。
田植えは、ハウスなどで作った苗を水の張った田んぼに植える作業です。
4月終わりから6月の上旬ごろまでの間全国各地でおこなわれる作業なので見たことがある人も多いと思います。
我が家でもゴールデンウィーク中に2019年度の田植えをおこないました。
今年も我が家では、慣行栽培と無農薬栽培の2種類の育て方に挑戦します。
今回の記事では田植えの様子を紹介したいと思います。
この記事の目次
慣行栽培
今年の慣行栽培の目標
今年の慣行栽培はミネラル肥料をしっかり効かせて、ガッチリで甘ウマな稲に仕上げられるようにします。
例年だと初期に茎数を取りすぎて全体的に茎が細くなる傾向にあるので太い茎づくりを目指します。
慣行栽培の田植え状況
田植えは5月4日から6日までの3日間おこないました。
通常だと2日かからないくらいで田植えが終わるのですが、今年は田植え開始早々田植え機が壊れて、作業を中断したため3日間の作業になってしまっています。
これまで我が家では60株植えで田植えをおこなっていましたが、今年は株数の実験を兼ねて60株植えと50株植えで田植えをしてみました。
収量に差がなければ来年からは苗箱の節約のために50株植えで田植えをしようと考えています。
側条肥料として、越後の輝き有機50元肥10-13-10を10a当たり20kgずつ施肥しています。
無農薬栽培
今年の無農薬栽培の目標
休耕田だった田んぼを使って無農薬栽培を始めてから今年で3年目になります。
昨年までは田んぼを休ませていた分、地力が残っていたので肥料を与えなくても稲が立派に育ちました。
無農薬栽培で入れる窒素分は除草剤代わりの米ぬかのみの予定です。
普通であれば収量が下がってしまうのですが、無農薬栽培をやってる人のなかには土作りや水管理を工夫して収量を落とさずに栽培している人が大勢います。
私も今年は無農薬でも収量を落とさずに栽培している人を参考にして、栽培してみようと思います。
無農薬栽培の田植え状況
無農薬栽培の田植えは4日におこないました。
田植え後に雑草が生えてくるのを防ぐために、田植えをする前に1度チェーン除草をしてから田植えをおこなっています。
田植え前にチェーンを引っ張ることで、代かきから田植えまでに発芽した雑草を除去します。
田植え後のチェーン除草の時期を数日遅らせることができるため、苗が活着してからチェーン除草することができます。
まとめ
今回は2019年の田植えの様子をお伝えしました。
田植えが終わってひと段落しましたが、今年もこれから本格的に田んぼが始まります。
稲刈りまで頑張って育てたいと思っていますので、収穫までお付き合いいただけたら嬉しいです。
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