今週は5月にも関わらず気温が30度を超える日が連日のように続きました。
まだ田んぼに植えてから1ヶ月もたっていないのに、真夏のような暑さの中耐えなければいけない1週間となりました。
夏場の7月8月に30度くらいであればなんてことないと感じるのですが、まだ植えたばかりで身体ができていない稲にとっては十分厳しい環境だったのではないかと思います。
今回は猛暑が続いた5月25日の様子を記事にしています。
この記事の目次
慣行栽培
慣行栽培は土が見え始めたら水を入れて、3~5cmの水位になるように調節しました。
慣行栽培も無農薬の田んぼのように深水にしたいのですが、田んぼの畦が低いのであまり高水位にすることができません。
深水は諦めて例年通りの栽培に徹します。
今年も慣行栽培は早い段階で分げつを促進して、茎数を確保できるように水管理をしています。
慣行栽培の生育状況
慣行栽培の生育状況は、平均的な稲の背丈が24cm、葉齢6、茎数5本でした。
(背丈は株の中で一番長い葉っぱが土から何cmかを測定。葉齢は主稈(親茎)の葉の枚数。茎数は株の茎数を計測。測定はランダムに5株を選択してその平均を記載しています。)
暑さのせいか先週と比べると背丈や葉っぱは展開したものの茎数はあまり増えませんでした。
無農薬栽培
無農薬栽培の田んぼは、10cmの水位を維持して深水管理をしています。
また、先週入れた米ぬかが発酵して田んぼの土が赤っぽい色になっています。
表面の土もだいぶとろとろになってきました。
無農薬栽培では深水にすることで、初期の分げつを抑制して無効分げつが少なくなるように管理しています。
どこからやってくるのか今年も田んぼにオタマジャクシが大量に発生しています。
去年は魚やヤゴも迷い込んでくれましたが今年はどんな生物に会えるのでしょうか。
無農薬栽培の生育状況
無農薬栽培の生育状況ですが、平均的な稲の背丈は20cm、葉齢6、茎数4本でした。
(背丈は株の中で一番長い葉っぱが土から何cmかを測定。葉齢は主稈(親茎)の葉の枚数。茎数は株の茎数を計測。測定はランダムに5株を選択してその平均を記載しています。)
例年5月は毎週チェーン除草をしているのですが、深水管理でそこまで雑草が多くないのと労力の削減のために今年はチェーンの回数を少し減らしてみようと思い今週はチェーン除草をしませんでした。
まとめ
5月にもかかわらず真夏並みの気温が続いた一週間でした。
毎年のように異常気象と呼ばれるような天気が続いていますが、今年も異常気象になりそうな予感がします。
異常気象に負けないようにしっかりと育てていきたいと思います。
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