穂肥散布2回目|2020米づくり記録15

連日の雨が続いています。
梅雨が明けないのと、コロナウイルスの感染拡大のため毎年恒例の各種祭りが軒並み中止となっていて準備をしていないのでなんだか夏が来たという感じがしません。
天気予報を見ると7月いっぱいは雨の日が続く予報です。

毎日のように雨が降り、思うように農作業が進みませんが雨の合間を縫って2回目の穂肥を散布しました。

先週、先々週とつなぎ肥、穂肥1回目を散布したことでだいぶ茎葉の色が戻ってきました。

前回は7月20日の田んぼの様子を紹介しましたが、今回は7月27日の様子を記事にします。

 

この記事の目次

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慣行栽培

慣行栽培では、2回目の穂肥を散布しました。

肥料は、1回目と同様のJAの穂肥500号です。
前回は反当たり8㎏散布しましたが、2回目は反当たり10㎏散布しています。

幼穂を確認したところ、もみの形が分かるくらい大きくなっていました。

出穂予定日は8月8日ごろですが待ち遠しいですね!

 

慣行栽培の生育状況

慣行栽培の生育状況ですが、平均的な稲の背丈は93cm、葉齢13、茎数40本でした。

(背丈は株の中で一番長い葉っぱが土から何cmかを測定。葉齢は主稈(親茎)の葉の枚数。茎数は株の茎数を計測。測定はランダムに5株を選択してその平均を記載しています。)

先週、先々週と穂肥とつなぎ肥を散布したためもあり、今週も背丈が大きくなりました。

葉色も明らかに濃さが増しました。

 

無農薬栽培

無農薬栽培の稲は慣行栽培と比べると背丈、茎数ともに少ないものの、幼穂は順調に生育しています。

先週は5㎜程度だった幼穂も今週は1cm以上の大きさになりました。
幼穂が大きくなり、伸びたことで節間も広くなっています。

無農薬栽培では、穂肥の散布をおこなっていないので慣行栽培に比べると稲の色が少しさめてきました。
田んぼの中央奥あたりの稲の葉色が特にさめているような感じです。

 

 

無農薬栽培の生育状況

無農薬栽培の生育状況ですが、平均的な稲の背丈は77cm、葉齢13、茎数20本でした。

(背丈は株の中で一番長い葉っぱが土から何cmかを測定。葉齢は主稈(親茎)の葉の枚数。茎数は株の茎数を計測。測定はランダムに5株を選択してその平均を記載しています。)

先週に比べて1週間で7cm背丈が大きく成りました。

無農薬栽培の稲も、出穂予想日は8月8日ごろなので2週間後には穂が出てると思われます。

例年慣行栽培よりも穂の長さが大きかったのですが、今年の背丈を見る感じだと慣行栽培と同じか穂が短くなるのではないかと思っています。

 

まとめ

今回は、7月26日の様子を紹介しました。

7月も最後の週となりますが、幼穂が順調に成長しています。
出穂まで残り2週間程度ですが、少しづつ大きく成っています。

待ちに待った梅雨明けも、8月頭となりそうなので梅雨が長引いてできていなかった仕事も梅雨が明けたらこなしていきたいと思います。

 

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