コシヒカリの稲刈り真っ只中|2020米づくり記録24

先週からコシヒカリの稲刈りがスタートしました。
この時期の天気は変わりやすいので、日々天気予報とにらめっこして稲刈りの予定を立てています。

明日は刈れるはずと思っても、当日になって風がなく刈れない日があったり、逆に前日の雨が思ったより降らずに稲刈りができる日があったりとその日勝負になることも多々あります。
稲刈りは本当に兼業農家泣かせの作業です。。。笑

そんな日々バタバタの我が家の稲刈りなので、例年は我が家で育てている3.1haを稲刈りをしているのですが、今年は知り合いの農家さんのコンバインが壊れて急遽35aだけ稲刈りともみすりを受託しました。
普段は別のところに頼んでたようなのですが、今年は天気の具合でどこも思ったように作業が進まずに断られたとのことで、ちょうど機械と人が余っていたうちで受託することになりました。

急な話でしたが、うちの周りは高齢の小規模農家ばかりなのでこれから今回のようなことが増えてくるのかもしれません。

写真は受託作業中の様子。

前回は9月21日の田んぼの様子を紹介しましたが、今回は9月28日の様子を記事にします。

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慣行栽培

慣行栽培の稲はもうほとんど狩り終わり、残すところは定点観測している田んぼとその隣の田んぼのみとなりました。

週末に台風の影響で雨が降ったものの、大きくつぶれることもなく無事に刈り取りを迎えられそうです。

最後に一番倒伏していない田んぼを残したので、刈り取りも楽に行えると思います。

慣行栽培の生育状況

慣行栽培の生育状況は、平均的な稲の背丈が123m、葉齢14、茎数38本でした。

出穂日からの積算温度は、1161℃でした。

昨年も後半は1200℃くらいで刈り取っているので、例年通りのペースで刈り取りを行えています。

 

無農薬栽培

無農薬栽培の田んぼもまだ刈り取りが残っています。

こちらの田んぼは、週末の雨の影響で水口側に水が溜まってしまったので、ちょっと多めに角刈りをしてコンバインのクローラで田んぼを掘らないように稲刈りしようと思います。

肥料分が少ない分慣行栽培よりも稲が立っていて刈りやすそうです。

 

無農薬栽培の生育状況

慣行栽培の生育状況は、平均的な稲の背丈が110m、葉齢14、茎数20本でした。

出穂日からの積算温度は、1135℃でした。

無農薬栽培の田んぼも昨年は1200℃くらいで稲刈りをしたので、今年もほぼ同じ時期の稲刈りになります。

 

まとめ

2020年の稲刈りも残すところあと1日刈れば終わりとなりました。

晴れたら稲刈りをして、雨が降ったらもみすりをしてと、1年で一番忙しい時期ですが、収穫の喜びがあるのでとても充実した時期でもあります。

もみすりをしながら今年の出来はどんなだったか。
あそこの田んぼはたくさん収穫できた。
こっちの田んぼはつぶれたからくず米が多かった。
などそれぞれの田んぼのことを考えて来年の戦略を練るのが毎年のひそかな楽しみです。

 

 

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