2回目の穂肥散布|2021米作り記録16

幼穂もだいぶ大きくなり、慣行栽培の田んぼには2回目の穂肥を散布しました。

慣行栽培の稲も無農薬栽培の稲も色がしっかり出てきています。

前回は7月19日の様子を紹介しましたが、今回は7月26日の様子を記事にします。

 

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慣行栽培

先週散布した穂肥が効いてきて葉色が濃くなってきました。

幼穂も順調に大きくなってきているので、慣行栽培の田んぼでは2回目の穂肥を散布しました。

穂肥は穂肥500号を反当たり12kg散布しています。

 

慣行栽培の生育状況

慣行栽培の生育状況ですが、稲の草丈は73cm、葉齢12.5、茎数32本、葉幅は1.0cm、葉色は35.9でした。

 (背丈は株の中で一番長い葉が田面から何cmかを測定。葉齢は主稈(親茎)の葉の枚数。茎数は株の茎数を計測。葉幅は、展開中の葉の1つ前の葉を測定。測定株を選択してその株の成長状況を記載しています。葉色はSPADを用いて測定株を含めて複数株を測定した平均値を記載。)

先週31.6だった葉色が穂肥を散布したことで濃くなっているのがわかります。

 

無農薬栽培

無農薬栽培は慣行栽培と違い、元肥と穂肥を入れずに稲の成長に合わせて中間に自家製ぼかしや米糠などの窒素分を入れて、いわゆるへの字栽培をしています。

慣行栽培のように元肥が切れて葉色がさめることがないので慣行栽培の稲の葉色が薄くなってきている時でもある程度の濃さを保っていました。

無農薬栽培の稲は今の段階で十分な葉色をしているので、稲刈りに向けて自然に葉色が落ちていくと思われます。

先週散布した食用酢は、一部は枯れたものの残った葉で元通りになってしまっているようです。

幼穂はこんな感じ。

 

無農薬栽培の生育状況

無農薬栽培の生育状況ですが、稲の草丈は90cm、葉齢12.5、茎数25本、葉幅は1.1cm、葉色は39.0でした。

(背丈は株の中で一番長い葉が田面から何cmかを測定。葉齢は主稈(親茎)の葉の枚数。茎数は株の茎数を計測。葉幅は、展開中の葉の1つ前の葉を測定。測定株を選択してその株の成長状況を記載しています。葉色はSPADを用いて測定株を含めて複数株を測定した平均値を記載。)

慣行栽培に比べると、中干し時期に肥料分が切れないのでこの時期の草丈が長くなっています。

最高分げつ期も終わり茎数も落ち着いたようです。

 

まとめ

今週は慣行栽培の田んぼに2回目の穂肥を散布しました。

まだ穂が出ていないものの、茎が膨らんでいて来週にも気が早い稲は穂が出そうです。

穂肥の散布が終わり、手を尽くすところがだんだんなくなってきました。

あとは水管理をしっかりして刈り取りタイミングを見極めるのみです。

 

 

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