田植えから1週間が経過しました。
2021年は田植え後気温が低い日が続いたため、苗姿に大きな変化はありませんでした。
今年も慣行栽培、無農薬栽培ともに、今のところ苗姿に差はありません。
前回は2021年の田植えの様子を紹介しましたが、今回は5月16日の様子を記事にします。
この記事の目次
慣行栽培
慣行栽培の田んぼは、例年水もちが悪く畦マルチをしていました。
今年は隣の田んぼを作っている人に畦ぬりをお願いしたので、ほとんど漏水に悩む必要がなくなりました。
畦マルチも落とし口付近の一部分だけで十分になりました。
水もちを確認してたので、12日に初期除草として、銀河を10aあたり1袋散布しています。
慣行栽培の生育状況
慣行栽培の生育状況ですが、稲の草丈は10.5cm、葉齢3.5、茎数4本でした。
(背丈は株の中で一番長い葉っぱが土から何cmかを測定。葉齢は主稈(親茎)の葉の枚数。茎数は株の茎数を計測。測定株を選択してその株の成長状況を記載しています。)
田植え後晴れ間が少なかった影響で田植え後1週間ではほとんど成長が見られませんでした。
葉先が黄色くなっているので、少し植え痛みしているようです。
無農薬栽培
無農薬栽培の田んぼは例年上の田んぼからの漏水に悩まされていましたが、今年は上の田んぼの畦ぬりをしてもらえたのでほとんど漏水がなくなりました。
例年田植え直後から深水にするのですが、水尻の深いところの稲が沈んで溶けてしまうので今年は3〜5cm程度の水深を維持しました。
また、15日にチェーン除草チェーン除草をしています。
例年だと田植え後5日以内にチェーンを入れるのですが、田植え後すぐに作業すると苗の抜けが多くなってしまうので、今年は田植え後約10日でチェーン除草を行っています。
結果としては、稲の抜けは少なくなったものの、チェーンで抜けきれなかった稲が少し目立ってきてしまいました。
無農薬栽培の生育状況
無農薬栽培の生育状況ですが、稲の草丈は10.5cm、葉齢3.2、茎数3本でした。
(背丈は株の中で一番長い葉っぱが土から何cmかを測定。葉齢は主稈(親茎)の葉の枚数。茎数は株の茎数を計測。測定株を選択してその株の成長状況を記載しています。)
まだ慣行栽培の田んぼと変わりありません。
下の写真おで田んぼに筋が入っていますが、これがチェーン除草の跡です。
まとめ
今回は、田植え後1回目の生育報告でした。
2021年は、例年に比べると初期生育がゆっくりでした。
今年も稲刈りまで週1回ペースで生育状況の紹介をしていきたいと思います。