無農薬栽培田んぼでは、雑草対策に米ぬかを使っています。

これまでは、米ぬかに水を入れて団子にしてから田んぼにいれていましたが、経営継続補助金でペレット製造機を購入したので、今年からはペレット化した米ぬかを散布します。

田植え後1週間程度は、植え痛みした影響で苗が黄色く草丈も変化がありませんでしたが、1週間経って植え痛みから回復して成長を始めました。

前回は5月16日の様子を紹介しましたが、今回は5月24日の様子を記事にします。

 

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慣行栽培

慣行栽培の田んぼでは株間に少しヒエが見え始めました。

先週除草剤を散布したものの、取りこぼしがあるようです。

この田んぼは、今年畦ぬりをして水もちが良くなったので除草剤の効きも良くなったかと思ったのですが、うまくいかなかったようです。

毎年同じ除草剤を使っているので効きが悪くなっているのかもしれません。

来年からは除草剤の種類の変更を考えるべきなのかも。

 

慣行栽培の生育状況

慣行栽培の生育状況ですが、稲の草丈は20cm、葉齢4.2、茎数4本でした。

(背丈は株の中で一番長い葉っぱが土から何cmかを測定。葉齢は主稈(親茎)の葉の枚数。茎数は株の茎数を計測。測定株を選択してその株の成長状況を記載しています。)

先週から葉齢が1進み、草丈も10cm程度伸びています。

無農薬栽培

無農薬栽培の田んぼも先週から雑草が目立つようになりました。

そこで、今年もチェーン除草に合わせて10cm程度の深水管理に変更しました。

合わせて、今年購入したペレット製造機で自家製米ぬかペレットを作成して散布しました。

こちらが今年購入したペレット製造機です。

左側の銀色の筒に米ぬかを入れると、下の写真のようなペレットが出来上がります。

ただ、今回初めて米ぬかペレットを作成したので、水分調節に失敗して少し柔やかいペレットになってしまっています。

5月23日にペレットを作成し、24日に田んぼに散布したので来週には今年の除草対策の結果がわかってくるのではないでしょうか。

下の写真は米ぬかペレット散布後の様子です。
黄色く見えるのが米ぬかペレットです(柔らか過ぎて結局今年も手で撒いた)。

 

無農薬栽培の生育状況

無農薬栽培の生育状況ですが、稲の草丈は23cm、葉齢4.2、茎数3本でした。

(背丈は株の中で一番長い葉っぱが土から何cmかを測定。葉齢は主稈(親茎)の葉の枚数。茎数は株の茎数を計測。測定株を選択してその株の成長状況を記載しています。)

こちらも先週から葉齢が1進みました。
深水にしている影響もあって、草丈は慣行栽培の田んぼよりも少し長くなっています。

 

まとめ

今回は、5月24日の様子を紹介しました。

今週はペレット製造機で作った米ぬかペレットを散布してみました。

近年慣行栽培でも無農薬栽培でも雑草が増えてきていて、5月はその対策に追われてしまいます。

慣行栽培では、その影響で除草剤の費用が増えてしまっているので、少しずつでも雑草を減らせるように対策していきたいと思います。

 

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