ているです。
2018年からfreeeでも農業所得の確定申告に対応しました。
とはいえ、農業所得の確定申告で使う勘定科目は特殊なものが多くデフォルトのfreeeの勘定科目では対応していません。
しかし、freee公式が農業向け勘定科目のテンプレートを用意してくれています。
そこで今回のブログでは、freeeを初めて使う農家の人向けに勘定科目の設定方法を紹介します。
まだfreeeを登録していない方はこちらの記事で30日の無料体験版の登録方法を紹介しているのでよろしければ参考にしてください。
この記事の目次
農業用勘定科目の設定方法
農業所得用テンプレートをダウンロードする
まずはこちらのページから農業所得用のテンプレートをダウンロードします。
テンプレートファイルは下記のように2つのファイルが用意されています。
・農業_個人_勘定科目Shift-JIS_Excel用-ver.1.0.csv
・農業_個人_勘定科目UTF-8_NumbersGoogleDrive用-ver.1.0.csv
これらの二つのファイルは文字化けを防ぐために異なる文字コードで記載されていますが、どちらも同じ勘定項目が設定されていますのでどちらをダウンロードしても構いません。
ファイル2つのファイルが用意されていますが、文字コードが違うだけでどちらを使っても問題ありません。
ちなみに私はUTF-8のテンプレートを使用しました。
UTF-8は1文字当たりの容量が大きいものの、文字範囲が広いため文字化けしにくく思わぬ誤動作が起こる心配が少ないです。
(ほとんど誤差の範囲だとは思いますが、、、)
取引テンプレートを削除する
テンプレートファイルをダウンロードしたら、freeeにファイルをインポートするのですがその前にいくつかの取引テンプレートを削除しなければなりません。
設定>取引テンプレート
を開いて、ガソリン代・家賃・電気料金というテンプレートを削除します。
削除前
赤線の科目を削除します。
削除するときは、テンプレート名の左端にある×を押します。
削除後
農業用勘定科目を設定する
不要なテンプレートの削除が終わったら、ダウンロードしたファイルをインポートします。
設定>勘定科目
を開いて右上のインポート・エクスポートボタンを押して勘定科目csvをインポートします。
ファイルを選択を押し、ファイルをインポートします。
ファイルのアップロードにはしばらく時間がかかりますが、ステータスがインポートするに変わったら勘定項目のインポートは終了です。
インポートが完了したら、「インポートする」をクリックします。
すると、インポートする項目を選択する画面になりますので、「選択した項目をインポートする」をクリックします。
ステータスが「インポート完了」になって勘定項目一覧に勘定項目が追加されていれば、アップロード終了です。
勘定項目が増えたかどうかの確認は、種苗費や肥料費など農業特有の勘定科目が追加されているかどうかを確かめるのがおすすめです。
終わりに
今回は、freeeを農業所得用の勘定科目の設定方法を紹介しました。
農業所得用の勘定科目はデフォルトではインストールされていないので初期設定をしておかないと農業所得の記帳をすることができません。
とはいえ、公式でテンプレートを公開しているので勘定科目さえ設定すれば簡単に使い始めることができます。
確定申告用のソフトを迷っている農家さんは農業所得用の勘定項目をインストールできるようになり使い勝手が上がったfreeeを検討してみてはいかがでしょうか。
この記事が農業所得の確定申告に向けてfreeeを導入した方の参考になれば幸いです。