ているです。
前回のブログでそばつゆの作り方を紹介しましたが、実は昨年末に鴨肉をもらいました。
ぷりっぷりに太って脂がのったおいしそうな鴨肉ですね。
せっかくなので昨年の年越しそばは鴨南蛮そばにしました。
鴨は雪が降ると体に脂肪を蓄え美味しくなります。
今回はそんな旬の鴨肉を使った鴨南蛮そばの作り方を紹介したいと思います。
この記事の目次
材料
- 鴨むね肉 150g
- ネギ 2本
- 柚子 1個
これらの食材に加えて、以前紹介したそばつゆを使います。
作り方
1.鴨肉を吸水シートに包んで寝かせる
解体してそのまま調理してもいいのですが、鴨肉をもらったのが30日だったので年越しそばにするために1日寝かせました。
吸水シートに包んで冷蔵庫で寝かせることで、適度に水分が抜けて鴨肉がおいしくなります。
時間に余裕があるのであれば、1晩熟成させることをおすすめします。
熟成後の鴨肉がこちらです。
適度に水分が抜けておいしそうです。
2.鴨肉を切る
塾生が終わったらいよいよ調理を開始します。
まずは、鴨肉を食べやすい大きさに切ります。
今回は5㎜程度の大きさにスライスしました。
3.鴨肉を炒める
続いて鴨肉を炒めます。
今回使った鴨肉は脂がのっていたので、油は引きませんでした。
まず、写真の真ん中にある脂身の部分を先に炒めて油を出して、その油で鴨肉を炒めました。
4.ネギを炒める
鴨肉を炒め終わったら、鴨から出た油を使ってネギを炒めました。
ネギは5㎝程度の長さに切りそろえてから炒めました。
5.炒めた食材をそばつゆに入れる
鴨肉とネギを炒め終わったらこれらの食材とそばつゆを混ぜ合わせます。
そばつゆはかえし:だし汁を1:5の割合で混ぜ、温めて使用しました。
- 鴨肉とネギは食べる直前にそばつゆと混ぜること
鴨肉は臭みがある場合があるので、長時間そばつゆにつけることで臭みがつゆに移るのを防ぐことができます。 - 冷めて鴨肉が硬くならないように、温めたそばつゆと混ぜること
6.柚子をすりおろして添えたら完成
最後にすりおろした柚子の皮を添えて完成です。
今回はすりおろしましたが、皮を薄く切って入れてもいいと思います。
鴨肉の上に乗っている黄色いものがすりおろした柚子です。
実食
熟成した鴨肉は臭みがなく、とても柔らかくて絶品でした。
ネギは我が家の畑で採れたものを使用しましたが、鴨の油で炒めたネギは甘く、そばつゆによく合います。
そばは親父の手打ちそばを使いましたが、そばをすするとすりおろした柚子がほのかに香り食欲をそそりました。
はっきり言ってその辺の店で食べるそばよりも美味しいそばが出来上がりました。
終わりに
今回は、頂き物の鴨肉を使って鴨南蛮そばを作りました。
年越しそばの時期に運よく鴨肉をもらったので挑戦してみましたが、大成功でした。
そば打ちやそばつゆづくりまで自分でやると調理の手間がかかりますが、今回紹介した鴨肉の調理だけなら簡単に行うことができます。
鴨肉を手に入れたらぜひ作ってみてはいかがでしょうか。