雨続きの出穂期|2021米作り記録19

全国的に台風の影響で大雨になっています。

関川村は多少雨が続いたものの、台風の被害はありませんでしたが、島根県では観測史上最大の雨が降ったようです。

また、天気予報を見ると今後も雨や曇りが多く、去年のような猛暑にはならなそうです。

前回は8月9日の様子を紹介しましたが、今回は8月16日の様子を記事にします。

 

スポンサーリンク

慣行栽培

慣行栽培の田んぼでは、出穂して穂が垂れてきました。

稲は出穂後最初の1週間で縦の長さが決まり、次の1週間で横の長さが決まり、その次の1週間で幅が決まると言われています。

気温によって多少変動しますが、出穂から約1週間経ったので横に膨らんでいる最中かと思われます。

 

慣行栽培の生育状況

慣行栽培の生育状況ですが、稲の草丈は110cm、葉齢13、茎数27本、葉幅は1.1cm、葉色は39.6でした。

出穂からの積算温度は、246℃でした。

 (背丈は株の中で一番長い葉が田面から何cmかを測定。葉齢は主稈(親茎)の葉の枚数。茎数は株の茎数を計測。葉幅は、止め葉を測定。測定株を選択してその株の成長状況を記載しています。葉色はSPADを用いて測定株を含めて複数株を測定した平均値を記載。)

出穂から10日経ちましたが、今年は雨や曇りの日が多いため例年位比べると積算温度が稼げていません。

 

無農薬栽培

無農薬栽培も慣行栽培同様穂がたれてきました。

今年は慣行栽培とほぼ同時期に出穂したため、実の入り方もほとんど同じ感じです。

無農薬栽培の田んぼの用水の目地があまりうまくくっついていないようで水口側から漏水していて常に濡れているのですが、今年は晴れの少ない8月になる予報なので少し刈り取りに不安があります。

 

無農薬栽培の生育状況

無農薬栽培の生育状況ですが、稲の草丈は110cm、葉齢14、茎数25本、葉幅は1.2cm、葉色は33.6でした。

出穂からの積算温度は、215℃でした。

 (背丈は株の中で一番長い葉が田面から何cmかを測定。葉齢は主稈(親茎)の葉の枚数。茎数は株の茎数を計測。葉幅は、止め葉を測定。測定株を選択してその株の成長状況を記載しています。葉色はSPADを用いて測定株を含めて複数株を測定した平均値を記載。)

止め葉が出てからも伸び続けていた草丈の成長が完全に止まりました。

ここ2、3年の中同じくらいの草丈になっています。

 

まとめ

今回は出穂後1週間目の様子を紹介しました。

出穂後1週間は雨や曇りの日が多く積算温度があまり稼げませんでした。

今年は例年に比べて出穂が早かったのですが、来週以降も天気の悪い日が続くので、思ったよりも稲刈りは早まらなそうです。

 

 

おすすめの記事