freeeが1月24日に、楽天銀行のとの間で行っていたAPI連携を2月24日で停止すると発表しました。
これによって、これまで自動取得できていた楽天銀行の明細が取得できなくなります。
これまで、農業の支払い用口座として楽天銀行を使ってきた私にとっては、かなり大きな打撃になりそうです。
楽天との動機サービス停止の詳細
- 内容:freee会計の楽天銀行口座同期の終了
- 対象者:楽天銀行口座の同期設定を行っている事業所
- 口座同期終了日:2022年2月24日(木)17:00頃
- 2月24日(木)以降の口座情報の連携方法:楽天銀行のインターネットバンキングからダウンロードしたCSVファイルをfreee会計へアップロードもしくは、手動で明細情報を入力
※2022年2月14日に楽天銀行口座の明細アップロード機能が追加されました。
今後の入力方法
今後は、楽天銀行のインターネットバンキングからダウンロードしたcsvファイルをfreeeにアップロードするか、手動で明細を入力しなければなりません。
おそらく、csvファイルをfreeeにアップロードする方法をとる人が大多数になる思います。
やり方に関しては、freeeのヘルプに詳しく書かれているのでこちらを参考にすれば難しくないと思います。
ただし、自動取得したデータと違い明細を重複して取り込んでいないかチェックする必要があること、手動取得のデータなのでデータの削除ができることの2点注意が必要です。
楽天銀行の改悪の影響?
ここからは私の予想ですが、昨年から楽天銀行の制度改悪が続いています。
楽天ゴールド会員のSPUポイントの廃止、300万円以上の預金への金利の変更、ゆうちょ銀行からの送金手数料の有料化。
1年も経たない間に驚くほど制度の変更がありました。
freeeとのAPI連携の解消ももしかするとこの楽天の制度改悪の大きな動きの1つなのかもしれません。
ちなみに、freeeの競合のマネーフォワードは今後も楽天とのAPI連携を続けるそうです。
楽天銀行口座の明細アップロード機能が追加
2022年2月14日に楽天銀行口座の明細アップロード機能が追加されました。
楽天銀行の明細を自動で取得はできなくなるものの、明細の取得がしやすいように新機能を追加してくれたのは評価できます。
使い方は、freeeのヘルプページに詳しい説明があるので、そちらを見れば簡単にできると思います。
まとめ
freeeと楽天銀行間のAPI連携が2月24日で停止します。
これまで自動で出来ていたものが出来る無くなるのは、正直かなりの痛手です。
csvで取り込みができるとはいえ、1手間増えたことに変わりはありません。
電子帳簿保存法の改訂に全プランで対応するなど、良アップデートが多く特に欠点らしい欠点がなくおすすめできていたfreeeですが、楽天銀行とのAPI連携が停止されたことは、素直にマイナスです。
freee側に非はないような気もしますが、いちfreeeユーザーとしては、可能なら楽天銀行とのAPI連携を再開してほしいものです。