【冷燻】ウェイバーグリルを使ったスモークサーモンの作り方

ているです。

冬が近づいてきて気温の低い日が多くなりました。

こたつから出たくなくなる今日この頃ですが、実は燻製好きには待ちに待った季節でもあります。

と、いうのも気温が低くなると冷燻と呼ばれる燻製がやりやすい季節になるのです。

 

そこで今回はウェイバーグリルを使って冷燻でスモークサーモンを作ってみたいと思います

 

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冷燻とは

スモークサーモンの作り方を解説する前に、そもそも冷燻とは何なのかについて紹介します。

 

冷燻とは、低温で燻製食材に熱をかけることなく燻製のにおいだけを食材につける燻製方法です。

しかし、小さな燻製機では燻製を行うと燻製機に熱がこもってしまうため冷燻になりません。

通常冷燻を行う場合は大掛かりな装置をつかって温度管理をしっかりと行う必要があります。

熱がかかってもいい普通の燻製に比べると難易度が高い燻製方法です。

 

そのため、燻製機を持っている方でもなかなか挑戦できないのではないでしょうか。

しかし、気温の低くなった時期にウェイバーグリルを使うことでそんな冷燻を簡単に作ることができます。

 

食材

燻製食材

刺身用サーモン 400g

 

刺身の燻製はスモークサーモンが一番有名ですが、鮭以外の刺身を使ってもおいしい刺身の燻製を作ることもできます。

 

スパイス

  • 塩        10g
  • 砂糖        8g(塩の総量の半分) 
  • 胡椒        5g
  • クレイジーソルト  6g
  • ローリエ      1枚
  • タイム       3g
  • ローズマリー    3g

スパイスに関しては塩・胡椒・砂糖は必須ですが、それ以外はお好みで構いません。

塩はサーモンの分量の4%程度が適量です。

今回はクレイジーソルトを使ったため塩の分量を減らしています。

塩とクレイジーソルトの総量がサーモンの分量の4%になるようにしましょう。

 

スパイスの調合次第でオリジナルのスモークサーモンになるので慣れてきたらいろいろと試してみるのも面白いですよ。

 

スモークウッド

  • ヒッコリー

こちらもお好みで好きなウッドを使ってください。

 

 

スモークサーモンの作り方

それではスモークサーモンの作り方を紹介します。

1.スパイスを調合する

まずはスパイスを調合します。

すべてのスパイスを小皿に入れて混ぜ合わせます。

 

 

 

 

2.スパイスをサーモンに擦り込む

サーモンにスパイスを擦り込みます。

 

3.ラップにくるんで冷蔵庫で寝かせる

スパイスを擦り込んだら、サーモンをラップにくるんで冷蔵庫で寝かせます。

寝かせる時間は12時間~1日程度です。

 

4.塩を洗い流す

冷蔵庫での塩漬けが終わったら、余分な塩を水で洗い流します。

 

5.サーモンを乾燥させる

燻製は素材の表面が乾いていないと煙がのらないため、サーモンを乾燥させます。

今回も乾燥にはリーブの脱水シートを使用しました。

脱水シートを使うことで短時間で簡単に乾燥作業を行うことができます。

こんな感じでくるんで冷蔵庫で半日放置しました。

 

6.サーモンを冷燻する

乾燥が終わったらいよいよ燻製をします。

スモークウッドに火をつけたら、ウェイバーグリルの蓋を閉めて2時間放置します。

一緒にナッツを燻製していますが、こちらの紹介はまた別の機会に。

注意!
燻製機内の温度が30度以下になるように注意します。
30度を超えてしまうとサーモンに熱が伝わりうまく冷燻ができません。

 

7.燻製後、冷蔵庫で寝かせる

燻製が終わったら、味を落ち着かせるためにラップにくるんで冷蔵庫で1日寝かせます。

 

8.完成

1日冷蔵庫で寝かせたら完成です。

薄く切って、野菜の上に並べ、ドレッシングやオリーブオイルをかけてお召し上がりください。

 

 

終わりに

いかがだったでしょうか。

気温が下がるとスモークウッドをウェイバーグリルで焚いただけではグリル内の温度が30度を超えなくなります。

今回は、それを利用してスモークサーモンを作りました。

具体的には、気温が15度以下程度であれば十分冷燻が可能です。

時期に気を付ければウェイバーグリルを使うことで、簡単に冷燻を行うことができます。

ウェイバーグリルを持っている方はぜひ一度試してみてはいかがでしょうか。

 

 

ウェイバーグリルに関しての詳しい記事はこちら

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