米ぬか散布と除草剤|2020米づくり記録6

田植えから3週間が経過しました。

暖かい日が続き、好天候に恵まれていますが稲の成長に合わせるかのように雑草が見え始めました。
例年に比べ雑草の生育が早いような気がします。

慣行栽培と無農薬栽培それぞれの田んぼで雑草対策を実施しましたのでその様子を紹介します。

前回は5月18日の様子を紹介しましたが、今回は5月25日の様子を記事にします。

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慣行栽培

慣行栽培では、5月15日に天空ジャンボを10a当たり1袋散布しています。
我が家の田んぼはどこも畦が低くあまり深水にできないのですが、できる限り最大の6cmくらいに水を張った状態で除草剤を散布しました。
その後、3日くらいは水を入れないようにしています。

 

慣行栽培の生育状況

慣行栽培の生育状況ですが、平均的な稲の背丈は19cm、葉齢4.5、茎数6本でした。

(背丈は株の中で一番長い葉っぱが土から何cmかを測定。葉齢は主稈(親茎)の葉の枚数。茎数は株の茎数を計測。測定はランダムに5株を選択してその平均を記載しています。)

先週に比べ背丈は5cm伸びましたが、茎数はほとんど変化ありません。
一方で、先週まではヒョロヒョロな姿だった稲の葉幅が広くなり、その幅は0.5cmでした。

 

無農薬栽培

慣行栽培の田んぼでは、約1週間おきごとにチェーン除草をおおこなっていますが、目を凝らすとチェーン除草で除草しきれなかった雑草が少し見えるようになりました。

今年もチェーン除草で駆除しきれなかった雑草の除去と肥料代わりに米ぬか散布をおこないました。
5月22日に10㎏分の米ぬかを水で練ってから田んぼに散布しています。
米ぬかの散布は今後も2,3回程度散布する予定です。

 

無農薬栽培の生育状況

無農薬栽培の生育状況ですが、平均的な稲の背丈は23cm、葉齢5、茎数4本でした。

(背丈は株の中で一番長い葉っぱが土から何cmかを測定。葉齢は主稈(親茎)の葉の枚数。茎数は株の茎数を計測。測定はランダムに5株を選択してその平均を記載しています。)

先週までは慣行栽培とほとんど差がありませんでしたが、慣行栽培に比べて深水で生育している影響で、稲の背丈が伸び一方で茎数は少なくなっています。

毎年のことですが、チェーンを引っ張って除草しているので稲がつぶれています。
しばらくするとまっすぐ立つのですが、見ていてハラハラする姿です。

 

まとめ

今回は5月25日の様子を紹介しました。

天気が良かったので、生育は順調ですがい年の生育に合わせて雑草も見え隠れし始めました。
慣行栽培は除草剤、無農薬栽培ではチェーンと米ぬか散布で雑草対策をおこないましたが、今年の除草対策は成功するのでしょうか。

毎年雑草には苦労させられています。
少しでも労力が減るといいのですが・・・

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