2018米づくり記録9

ているです。

この時期の田んぼは水管理がメインになって作業があまりないのであまりブログに書いていませんでしたが、これからは週1回くらいのペースで成長具合と水管理についてブログにしていきたいと思います。

 

今回のブログは2018年6月16日現在の様子をブログにしています。

 

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慣行栽培

溝堀りをおこなって田んぼの水を落としている最中です。

平均的な稲の背丈は35cm、茎数30本前後、葉幅10mmでした。

(背丈は株の中で一番長い葉っぱが土から何cmかを測定。茎数は株の茎数を計測。葉幅は株の課で一番幅がある葉を計測。測定はランダムに5株を選択してその平均を記載しています。)

この1週間は気温が15℃前後と低かったのですが、背丈も茎数もかなり成長しました。

茎数が増えすぎている感じがするので、これ以上の過剰分けつを抑制するために中干しをしっかり行う必要があるように思われます。

稲姿はこんな感じです。

ちょっと株が込み合っているけど、色合いはいい感じだし葉もピンと立っているのでいい状態だと思います。

 

 

無農薬栽培

無農薬栽培の田んぼは、まだ中干しをせずに水を多めに張って深水の状態で生育しています。

今週は13㎝程度の深水をキープしました。

本当はもっと水位を上げたいのですが、畔の高さ的にこれが限界です。

来年はもう少し畔を高くしようと思います。

深水には、中干しと同様に過剰分けつの抑制効果があります。

また、深水をすることで株が開いて光合成しやすい状態になっています。

背丈は42cm、茎数14本前後、葉幅9mmでした。

慣行栽培に比べると株が開いてすっきりしているものの、ちょっと葉っぱがだらんとしているのが気になります。

色は、慣行栽培に比べて少し薄いですね。(色で窒素の効き具合を判断しています。)

 

今回の測定した結果は以上です。

次回測定のポイントは、慣行栽培は茎数が抑えられているか。無農薬栽培は落水のタイミングだと思います。

 

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