ているです。
前回のブログでは鴨南南蛮そばを紹介しましたが、丸々1匹鴨をもらったので鴨南蛮そばだけではむね肉の一部しか消費しきれませんでした。
そこで残りの鴨肉を使って鴨汁を作りました。
鴨の脂がたっぷりでた鴨汁はとてもおいしいのでぜひ一度作ってみてください。
今回は、そんな鴨汁の作り方を紹介します。
この記事の目次
材料
- 鴨肉 100g
- ごぼう 1本
- 大根 1/2本
- しめじ 1パック
- えのき 1パック
- こんにゃく 1個
- ねぎ 2本
- 唐辛子 2本
- 酒 大さじ10
- 醤油 大さじ10
- 水 2リットル
これらの食材のうち大根、こんにゃく、ねぎ、唐辛子はうちの畑で採れたものを使用しています。
作り方
1.鴨肉を切る
まずは、鴨肉を食べやすい大きさに切ります。
2.鴨肉を酒で洗う
鴨の臭みを取り除くために、酒(分量外)で揉んで臭みを取ります。
洗浄に使った酒は鴨の血合いを吸ってしまっているので、もったいないと言わずに捨てましょう。
ボウルに酒を入れて、ざるに入れた鴨肉をつけてもみ洗いすると酒を節約できます。
3.ごぼうを切る
ごぼうはささがきにして水につけてあくを取ります。
4.ごぼう・大根を茹でる
鍋に新しく水を張り、ごぼうと大根を茹でます。
根菜は沸騰してから煮ると芯が残ってしまうので、水から茹でるようにしましょう。
鴨の調理のポイントはいかに臭みを取り除くことができるか、です。
ごぼう・大根は鴨の臭みを取り除いてくれる食材だということなので我が家では鴨汁の定番食材です。
5.鴨肉を入れて茹でる
鍋がぐつぐつと煮立ってきたら鴨を入れます。
鴨からあくが出てくるので、あくが出なくなるまでおたまですくいます。
- あくは穴の開いたおたまですくうこと
鴨肉は煮ることであくと一緒に脂がでてきます。
この脂には鴨肉のうまみが詰まっています。
脂をあくと一緒に捨ててしまわないように穴の開いたおたまを使ってあくだけをすくい取るようにしましょう。
6.しめじ・えのき・こんにゃく・唐辛子を入れる
鴨のあくが落ち着いたらしめじ・えのき・こんにゃくを入れます。
唐辛子を入れることで、鴨汁を飲んだ時にほのかに辛味を感じることができます。
あまり辛くなりすぎないように、唐辛子は種を取り除いてから入れました。
7.味付けをする
酒・醤油で味付けをします。
鴨のだしが出ているので今回はほかのだしを入れませんでしたが、昆布だしなどを使うのもいいと思います。
8.ネギを入れる
最後に、ねぎを入れたら完成です。
実食
鴨から出た脂がいいだしになってとてもおいしいです。
鴨肉は臭みがなく、肉も柔らかく仕上がりました。
唐辛子のおかげで最後にピリッとくる辛さがいいアクセントになって箸が進みました。
終わりに
今回は我が家の鴨汁の作り方を紹介しました。
雪が降り寒くなると鴨は体に脂肪を蓄えます。
鴨は脂に旨味が詰まっているので、この時期の鴨汁は絶品です。
ぜひ一度冬の鴨汁に挑戦してみてはいかがでしょうか。