こんばんわ、ているです。
今年の夏は台風が迷走したり、気温が連日40℃近くまで上がるなど異常気象が続いています。
新潟では暑さにプラスして雨も降らないため水不足も深刻な問題になってきています。
この暑さなのでできる限り炎天下の中では作業をしないようにしていますが、日中外に出なければならないこともあります。
そんなときの熱中症対策に空調服を購入してみました。
今回は空調服の使い心地やメリット・デメリット、その他の熱中症対策の方法を紹介します。
この記事の目次
空調服とは
空調服とは、ファンがついている作業着です。
ファンが回ることで大量の外気を服内に取り込み、服内の空気を循環させます。
服内の空気が循環する際に汗が気化するため、着ているだけで涼しくなる作業着です。
空気が循環することで、無駄な汗をかかなくなり、体力の消耗が抑え、汗臭を減らすことができます。
内側はこんな感じです。
右側のバッテリーで左右にあるファンが回転して外気を服の中に取り込みます。
ファンは写真下のように2つのパーツからできていて、空調服を前後から挟み込んで固定しています。
ファンを外せば空調服を洗濯することができます。
空調服の使い方
空調服の使い方はとても簡単です。
服を着て、バッテリーの電源を入れるだけでファンが回転して外気を取り入れてくれます。
電源を入れるとこんな感じで膨らみます。
私の使っているものは風量が4段階に調整できて、風量最大で約4時間程度使用できます。
大容量タイプのバッテリーだと風量最大で8時間使用できるそうです。
私の場合は草刈りやちょっとした外仕事の時の使用が多く、一日中着っぱなしということはあまりないので、軽い小型バッテリーにしました。
空調服のメリット・デメリット
空調服のメリットは、もちろん涼しいことです。
立っているだけで汗が噴き出るような環境でも空調服を着ていれば、快適に作業することができます。
特に、風がなかったり湿度が高い環境で作業するのであれば、絶対着ていた方がいいレベルです。
汗によるべたつきがなくなったので、作業中の不快感が減って作業効率が上がった気がします。
デメリットは、ファンが邪魔になることがあることです。
車に乗る際に、シートの形によってはファンが邪魔になることがあります。
(軽トラの場合は、シートがフラットなのでそこまで気になりませんでした。)
もちろん空調服を着たままでは、ファンが邪魔で横にはなれません。笑
もう1つのデメリットは、音です。
ファンが回っているのでファンの風切り音がします。
音自体はそこまでうるさいわけではなく、普通に会話の差支えになるほどではありません。
とはいえ、無音というわけではないのでデメリットとして書いておきます。
また、私はまだ経験がないのですが工場などで室温がものすごく高いところでは、空調服を着ていても温風が循環するだけで涼しくならない場合があるそうです。
そんな時でも涼しくする方法があるので後ほど紹介します。
こちらは草刈り機のバンド通し穴がついてるモデルです。
この他にも作業に合わせて様々なタイプの空調服が売られています。
その他の熱中症対策
空調服を使うだけでもかなり涼しくなるので、熱中症対策には効果的ですが、その他にも様々な熱中症対策グッズがあります。
空調服と組み合わせて使うことで効果がある熱中症対策グッズを紹介します。
冷感スプレー
服や体に吹きかけるだけで涼しくなるスプレーです。
空調服と合わせて使うことでより涼しく作業することができます。
一度使用すると1時間程度効果が持続します。
この手のスプレーを使えば、先ほどデメリットとして紹介した室温がものすごく高く空調服を使っても温風が循環してしまうような現場でも涼しくなるそうです。
冷感インナー
こちらは吸汗速乾機能をもった密着型のインナーです。
冷感機能も持っているので、着ているだけでもひんやりとした着心地です。
汗を良く吸ってくれ、気化熱を奪ってくれます。
こちらも空調服の下に着ることで、より涼しく感じることができます。
終わりに
夏場の作業はちょっと動くだけでも汗が噴き出て体力を奪われてしまいます。
今年初めて空調服に挑戦してみましたが、思っていた以上に涼しく作業ができています。
過信は禁物ですが、着ないよりは格段に効果がありました。
近年異常気象が続いているので、今まで大丈夫だったからと思わずに身体を冷やしてくれるアイテムを使ってみたり、こまめに水分補給をして熱中症にならないようにしましょう。