コシヒカリの稲刈りスタート|2020米づくり記録23

ついにコシヒカリの稲刈りが始まりました!
今年も3月末から約半年間にわたり米作りをしてきましたが、いよいよ待望の収穫です。

今年の出来はどんなだろうかと作業をしていたら、トラブルが発生しました。
いつの間にかコンバインのもみタンクの下部に穴が開いていました。

コンバインの後ろを開けて、キャタピラの間から裏側をのぞいてみると穴が開いています。

いつから空いていたのかわかりませんが、せっかく収穫したもみが少しずつ漏れていたようです。
こんなぱっくり割れるんですね。。。
もみを排出中に田んぼにもみが落ちていたので気が付きました。

もったいないですが、落ちたもみを拾ってたらいくら時間があっても足りないのでどうにもなりません。
クボタの営業さんに聞いたらよく壊れるところらしいので注意して見るようにしようと思います。

タンクの穴はしっかり直してもらったので、またばんばん稲刈りしていきます!

前回は9月14日の田んぼの様子を紹介しましたが、今回は9月21日の様子を記事にします。

この記事の目次

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慣行栽培

慣行栽培は稲刈りがスタートしましたが、定点観測している田んぼはまだ稲刈りをしていないので稲刈りが終わるまで観測を続けます。

倒伏の具合は先週とほとんど変わりません。
このくらいであれば刈るのは全然余裕ですが、この田んぼは天気予報を見ると来週の刈り取りになる予定です。
来週台風が来る予報なので、これ以上潰れないことを祈っています。

 

慣行栽培の生育状況

慣行栽培の生育状況は、平均的な稲の背丈が123m、葉齢14、茎数38本でした。

出穂日からの積算温度は、1025℃でした。

今年は全体的に倒伏している田んぼが多かったため、慣行栽培の稲刈りの基準より少し早いですが積算温度921℃で稲刈りをスタートしました。
稲刈りが早い分くず米が多くなるかもしれませんが、天気と稲の状態を見た結果早めに刈り取り始めています。

無農薬栽培

無農薬栽培の田んぼも先週と比べ倒伏具合はほとんど変わりませんでした。

こちらの田んぼも稲刈りは慣行栽培の定点観測している田んぼと同じ日に刈る予定なので刈り取りは一番最後です。

この田んぼは用水路側が毎年柔らかいので来週の雨の後だと機械で入っていけないかもしれません。
手刈りの面積が増えそうな気がします。

 

無農薬栽培の生育状況

慣行栽培の生育状況は、平均的な稲の背丈が110m、葉齢14、茎数20本でした。

出穂日からの積算温度は、998℃でした。

無農薬栽培も約1000℃に達しましたが、刈り取りは来週の予定なので積算温度は1150℃くらいでの刈り取りになると思われます。

 

まとめ

今週はいよいよ稲刈りがスタートしました。

これから2週間は稲刈りともみすりで大忙しになります。
私も仕事を休んでがっつり稲刈りをする予定です。

ちなみに私の勤めてる会社は兼業農家が多いのでこの時期多くの人が稲刈り休みを取ってたりします。
出勤すると毎日のように今年の出来はどうだ、どのくらい取れたという話ができる兼業農家にやさしい職場です。笑

 

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