倒伏が悪化しています|2020米づくり記録21

コシヒカリは先週も稲の倒伏について話をしましたが、1週間でさらに倒伏が進みました。

先週は傾き始めたかなという程度だったのですが、今週はその面積がかなり多くなりました。

さらに慣行栽培だけでなく、肥料を入れていない無農薬栽培の田んぼまで倒伏し始めました。

まだコシヒカリの収穫まではもう少し時間があるのですが、今後どのくらい倒伏が進むのかと思うと恐ろしいです。

前回は8月31日の田んぼの様子を紹介しましたが、今回は9月7日の様子を記事にします。

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慣行栽培

慣行栽培での田んぼです。

手前側が横にかなりつぶれかかっています。
この辺りは今年から田植えの時に枕地を2週回る植え方に変更したのですが、その際に重なった部分なのかな?という感じがします。

縦の列も列ごとになびいてきている感じがします。
全面倒伏もあり得るかもしれません。

 

慣行栽培の生育状況

慣行栽培の生育状況は、平均的な稲の背丈が123m、葉齢14、茎数38本でした。

出穂日からの積算温度は、704℃でした。

先週から約200℃積算温度が増加しました。
まだ適正刈り取り期まで300℃近くありますが、畦際のもみを見ると刈り取れるんじゃないかというくらいもみが黄色くなっています。

高温が続いた年は刈り取り適正期が早くなるといいますが、今年はその年なのかもしれません

 

無農薬栽培

無農薬栽培の田んぼです。

肥料を入れていないのに稲がつぶれ始めました。
肥料を入れていないのにつぶれるのは何とも解せないですが、背丈を伸ばした弊害かと思われます。

ただ、慣行栽培に比べるともみが少ないせいかつぶれ方はひどくないです。

 

無農薬栽培の生育状況

慣行栽培の生育状況は、平均的な稲の背丈が110m、葉齢14、茎数20本でした。

出穂日からの積算温度は、677℃でした。

慣行栽培のつぶれ方に比べると、頭が垂れさがっているものの根本はまっすぐ伸びています。
現状のままであれば刈り取りにはさほど支障となりませんが、今後の雨予報が気になります。

 

まとめ

今回は、9月7日の生育状況を紹介しました。
今週になって一気に稲がつぶれ始めたような気がします。

刈り取りまで何とか持ちこたえてくれることを願うばかりです。

一方で、本日から早生品種のコシイブキの稲刈りがスタートしました!

刈り取り後の田んぼを見た感じぬかるんでなくて刈りやすそうです。

しかし、私は仕事のため参戦できず。。。

コシヒカリの稲刈りは頑張ります。

 

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