乾かない田んぼ|2021米作り記録20

先週に引き続き、曇りや雨の日が続いています。

例年に比べ、平均気温が低く出穂が早かった割に積算温度が稼げていません。

週間天気予報を見ても、晴れ間が少ないので稲刈りまでに田んぼが乾くのか心配になってきました。

前回は8月16日の様子を紹介しましたが、今回は8月23日の様子を記事にします。

 

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慣行栽培

慣行栽培の田んぼは畦側が潰れてきました。

どうやら今年は動噴の設定を変えた影響で、畦ぎわに肥料を多く散布してしまっていたみたいです。

それ以外のところは今のところ潰れそうな雰囲気がないので、今年は稲刈りの時に倒伏に悩まされることは少なそうです。

 

慣行栽培の生育状況

慣行栽培の生育状況ですが、稲の草丈は110cm、葉齢13、茎数27本、葉幅は1.1cm、葉色は38.9でした。

出穂からの積算温度は、422℃でした。

 (背丈は株の中で一番長い葉が田面から何cmかを測定。葉齢は主稈(親茎)の葉の枚数。茎数は株の茎数を計測。葉幅は、止め葉を測定。測定株を選択してその株の成長状況を記載しています。葉色はSPADを用いて測定株を含めて複数株を測定した平均値を記載。)

例年に比べ出穂は早かったものの、平均気温が低いので稲刈りは例年と同じ頃になりそうです。

 

無農薬栽培

無農薬栽培の田んぼは、水口側が乾かないせいかその付近がなびいています。

さらにまとまった雨が降って排水が逆流して田んぼががぼがぼになってしまいました。

昨年も、水口側が乾かなくてかなり広めに手刈りしたのですが、今年もそうなる気がしてきました。

 

無農薬栽培の生育状況

無農薬栽培の生育状況ですが、稲の草丈は110cm、葉齢14、茎数25本、葉幅は1.2cm、葉色は33.7でした。

出穂からの積算温度は、391℃でした。

 (背丈は株の中で一番長い葉が田面から何cmかを測定。葉齢は主稈(親茎)の葉の枚数。茎数は株の茎数を計測。葉幅は、止め葉を測定。測定株を選択してその株の成長状況を記載しています。葉色はSPADを用いて測定株を含めて複数株を測定した平均値を記載。)

 

まとめ

8月も後半に入りあと1月もしないうちに稲刈りになりそうです。

一方で、雨が続いていて一向に田んぼが乾きません。

残り1ヶ月でコンバインがはまらない程度には田んぼが乾いて欲しいものです。

 

 

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