ているです。
今朝近所の方からこごみをもらいました。
そこで今回はこごみについてのブログを書いてみようと思います。
こごみってどんな山菜?
写真のように、こごみは鮮やかな緑色が特徴の山菜です。
恐竜がまだ生きていた時代に生えてそうな草ですね。笑
私はこの時期よく食べるのですが、マイナーな山菜だと思います。
食べたことある人どれくらいいるんでしょう?
私はこごみと呼んでいますが、正式にはクサソテツという多年生のシダ植物の仲間です。
その姿がちょうど前かがみなっているように見えることから「屈み(こごみ)」と呼ばれているそうです。
シダ植物とは、コケ植物と種子植物の中間に位置する植物で種子を形成せずに胞子を作って繁殖する植物です。シダ植物の歴史は古く、4億年以上前から存在していたと言われています。
こごみは他の山菜に比べて時期が早く、山菜採りピークの時期には伸びきってしまっていることが多いです。
こごみってどんな味?
こごみはわらびのように独特のぬめりがあり、柔らかい食感の山菜です。一方、ワラビやゼンマイとは違い山菜では珍しくアクがほとんどありません。そのため、めんどうなあく抜きをする必要がないので処理が楽なのもこごみのいいところだと思います。
こごみの料理方法は?
こごみはアクがないのでさっとゆでただけでも食べることができます。
沸騰したお湯に塩を少し入れて1~2分ほどゆでるだけで食べることができます。
さっとゆでると、緑色がさらに鮮やかになります。
マヨネーズ醤油であえたり、しょうが醤油で食べるのがおすすめです。
続いては、胡麻和えです。
同じくゆでたこごみをすりごま、砂糖、めんつゆ、みりんで味をととのえるだけ。
こちらも簡単ですがごはんによく合います。
最後は天ぷらです。
山菜と言えば天ぷら。春の天ぷらと言えば山菜。
と、言ってもいいくらい山菜と天ぷらの相性は抜群だと思います。
揚げたてのサクサクの衣とこごみの独特のぬめりがたまりませんね。
いかがでしたでしょうか、シンプルな料理ばかりでしたが癖がない山菜なので素材の味が楽しめるシンプルな料理があう食材だと思います。
こごみはあまりメジャーな山菜でなかなかスーパーなどでは手に入りずらいですが、道の駅や直売所で見かけたらぜひ買ってみてはいかがでしょうか?