失敗しない美味しい干し柿の作り方

こんばんわ、ているです。

秋になると私の村では、いたるところで柿が実ります。

あまりにも柿が実りすぎるので収穫せずに腐ってしまう柿もたくさんあります。

せっかく実ったのに量が多すぎて食べきれないのはもったいないですよね。

 

今回のブログは、そんな柿を干し柿にする方法やかびがはえてしまったときの対処方法、保存方法を紹介しようと思います。

 

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干し柿の材料

・渋柿   20個

・熱湯   柿がつかるくらい

・ビニールひも

 

干し柿の材料はこれだけです。

今回私は20個の柿を使いました。

ゆっくり作ったので、作業時間は2時間弱くらいかかりました。

 

干し柿の作り方

1.柿の皮をむく。

まずはひたすら柿の皮を剥いていきます。

私はまず下手の周りの皮から剥いていきました。

柿とかリンゴの皮って綺麗に剥けると気持ちいですよね。

注意!
この時に鉄製の包丁を使って皮を剥くと柿のタンニンと鉄が反応して色の悪い干し柿になってしまいます。
味に違いはありませんが、鉄製以外の包丁を使うようにしましょう。

 

2.柿をひもにつるす。

柿をビニールひもにつるします。

ビニールひものよりをほどいてその間に柿をぶら下げています。

 

3.熱湯につける。

ひもにつるしたら柿にカビが生えないように熱湯につけます。

この作業を行うことで、柿が熱湯消毒されてかびが生えずらくなります。

写真では紐につるす前に熱湯をかけていますが、ひもにつるしてからかけるほうがやりやすかったです。

 

熱湯につける以外にも焼酎などにつけてアルコール殺菌する方法もあります。

 

4.天日干しにする。

消毒が終わったら柿を天日干しします。

風通しのいいところに干してください。

夜露に当たるとかびが生えやすいので、夜は室内に入れるといいです。

注意!
干し柿を作るときは、天候を確認して最低でも2日間晴れが続く日を選んでください。
干し始めは水分が多いので天気が悪い時に干すとかびが生えやすいです。

 

5.柿を揉む。

1週間ほど干したら柿を揉みます。

柿揉むことで中身がとろとろの干し柿になります。

注意!
干し柿を揉むときは、手袋を使いましょう。
素手で触ると手についている雑菌が柿に移ってかびが生えやすくなります。

 

6.好みの硬さになったら完成

好みの硬さになるまで干しますが、大体2週間くらい干すのとちょうどいい硬さになります

好みの多々差があると思いますので、いろいろと試してみるのがいいと思います。

私はつまみ食いしながらちょうどいい硬さを見極めています。笑

 

外はしっとり、中はとろとろでおいしい干し柿が出来上がりました。

 

 

干し柿に青かびが生えてしまったら

天候や干し柿の殺菌をしっかり行っていても天候に恵まれないとかびが生えてしまうことがあります。

しかし、かびが生えてしまっても生え始めであれば対処することができます。

 

かびが生えてしまったら改めて熱湯につけることで青かびを殺すことができます。

私は鍋にお湯を沸かし、火にかけたまま20秒程度柿を熱湯に浸しました。

熱湯に浸したら、風通しがいい場所でしっかり乾かしましょう。

 

干し柿の保存方法

冷蔵保存

干し柿は臭いが移りやすいので、紙袋やキッチンペーパーなどでくるんでからジップロックなどの袋に入れて保存しましょう。

臭いの強いものとは離して入れるのがよいです。

保存期間の目安は、約1週間です。

 

冷凍保存

冷凍保存の場合は、ラップで1づつくるんでからフリーザーバックに入れて保存します。

解凍する際は、冷蔵庫でも常温でも構いません。

冷凍で保存すると、冷凍したときの状態のまま保存できるのでお勧めです。

半解凍状態だとシャーベットのようでおいしいです。

保存期間の目安は、1か月から半年です。

 

 

終わりに

今回は、干し柿の作り方について紹介しました。

 

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