無農薬の田んぼの草取り|2020米づくり記録10

6月に入ってから好天が続いています。

今週も天気が良く、気温の高い日が続きました。

田んぼとは関係ないですが、天気のいい日に久しぶりに川でカヌーをしにいきました。

2時間程度のカヌーでしたが、青空の下でのんびりとカヌーをするのはとても気持ちがいいです。

前回は6月15日の田んぼの様子を紹介しましたが、今回は6月22日の様子を記事にします。

 

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慣行栽培

慣行栽培では、先週溝切りをおこないました。

溝がある程度乾いたので、再び水を入れています。

溝切り後は深水にしたいところなのですが、畦が低くなっていてあまり深水にできないため5cm程度の水位になっています。

慣行栽培の生育状況

慣行栽培の生育状況ですが、平均的な稲の背丈は41cm、葉齢9.7、茎数26本でした。

(背丈は株の中で一番長い葉っぱが土から何cmかを測定。葉齢は主稈(親茎)の葉の枚数。茎数は株の茎数を計測。測定はランダムに5株を選択してその平均を記載しています。)

先週に比べて背丈が、7cm伸びているので1日1cmずつ程度伸びていることになります。

葉齢も先週は8.8だったので、1週間で1枚葉が展開し、それに伴って茎数も増えています。

 

無農薬栽培

無農薬栽培の田んぼではチェーン除草や米ぬか除草をしていたにもかかわらず雑草が目立つようになってきました。

そこで最後の手段として溝切り前に水を落としたタイミングで田んぼに入って手で雑草の除去をおこないました。

田んぼに実際に入って気が付いたのですが、去年までは田んぼ内の雑草はヒエがその大部分を占めていたのですが、今年はヒエはほとんどなくホタルイクログワイが大部分を占めていました。
ホタルイとクログワイはよく似ていて、私は正直ぱっと見だと見分けがつきませんが、どちらも根の部分が残っていると再び生えてくるので無農薬の田んぼにとってはヒエ以上に厄介な相手です。
ヒエはおそらく無農薬栽培を始めてから毎年の草取りと深水やチェーン除草、米ぬか除草が実を結び数を減らしたのだと思いますが、ホタルイとクログワイもこれから数年かけて手で抜いていかないといけないかなと思っています。

ちなみに草取り前と草取り後でここまで田んぼがきれいになりました!

before

after

分かりにくいかもしれませんが、稲の株間のヒョロヒョロした雑草がほとんどなくなっています。

 

無農薬栽培の生育状況

無農薬栽培の生育状況ですが、平均的な稲の背丈は41cm、葉齢9.5、茎数13本でした。

(背丈は株の中で一番長い葉っぱが土から何cmかを測定。葉齢は主稈(親茎)の葉の枚数。茎数は株の茎数を計測。測定はランダムに5株を選択してその平均を記載しています。)

無農薬栽培の稲の生育状況ですが、溝切りをするために水を落としたこともあって、分けつが進み始めました。
まだまだ、慣行栽培と比べると茎数が少ないですが、今後は25本程度を目標に分けつを増やす予定でいます。

 

まとめ

今回は、6月22日の稲の様子を記事にしました。

今週は無農薬栽培の田んぼの草取りをおこないました。
毎年あれやこれやの手段でできるだけ田んぼに入らずに楽に雑草の処理をできるように努力しているのですが、今年もやっぱり田んぼに入って草取りをすることになりました。
なんだかんだ言っても時間はかかるけど田んぼに入って雑草を取るのが一番確実にきれいになります。
田んぼに入って苦労しないとわからないこともあるのですが、やっぱり大変でした。。。

今年もたっぷり汗水がしみ込んだお米になりそうです。笑

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