走り穂とカキ殻散布|2021米作り記録17

田回りに行くと早生品種と思われる田んぼは穂が揃い始めました。

我が家のコシヒカリの田んぼも気の早い稲は穂を出し始めています。

前回は7月26日の様子を紹介しましたが、今回は8月2日の様子を記事にします。

 

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慣行栽培

慣行栽培の稲は所々穂が出てきました。

割合で言うと全体の1%程度でしょうか。

穂が見えてきたので、食味値を上げるために今年はカキ殻を散布してみました。

これからの時期は、稲の成長は止まり、穂に実が入ってきます。

この時期にカキ殻を入れることで、稲がカキ殻のミネラルを吸収して穂に送ってくれることで食味が上がるのを期待しています。

慣行栽培の田んぼは区画が大きいので水口にカキ殻をまとめて入れて、かけた水にミネラルが溶けるようにしてみました。

 

慣行栽培の生育情報

慣行栽培の生育状況ですが、稲の草丈は87cm、葉齢13、茎数28本、葉幅は1.1cm、葉色は39.6でした。

 (背丈は株の中で一番長い葉が田面から何cmかを測定。葉齢は主稈(親茎)の葉の枚数。茎数は株の茎数を計測。葉幅は、止め葉を測定。測定株を選択してその株の成長状況を記載しています。葉色はSPADを用いて測定株を含めて複数株を測定した平均値を記載。)

慣行栽培の稲の止め葉は13でした。
これ以上新しい葉が出ないため、今後の計測は止め葉で行います。

 

無農薬栽培

無農薬栽培の田んぼも走り穂がで始めたので、カキ殻の散布を行いました。

無農薬栽培の田んぼは面積が小さいので、水口ではなく田んぼ全体に撒いています。

カキ殻は本来なら無農薬栽培の田んぼのように全体に撒きたいのですが、動噴では撒けないので慣行栽培では水口に入れています。

 

無農薬栽培の生育状況

無農薬栽培の生育状況ですが、稲の草丈は97cm、葉齢14、茎数25本、葉幅は1.1cm、葉色は37.4でした。

(背丈は株の中で一番長い葉が田面から何cmかを測定。葉齢は主稈(親茎)の葉の枚数。茎数は株の茎数を計測。葉幅は、止め葉を測定。測定株を選択してその株の成長状況を記載しています。葉色はSPADを用いて測定株を含めて複数株を測定した平均値を記載。)

無農薬栽培も止め葉が出ました。
今年の止め葉は、珍しく例年よりも1枚多い14枚でした。
いつもより葉が多いのでその分たくさん光合成してほしいですね。

まとめ

2021年もついに穂が出てきました。

穂が出てきたので、あと1ヶ月くらいすると収穫の時期になります。

近年夏は異常気象になることが多いのですが、今年は何事もないことを祈っています。

 

 

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