農家視点で下町ロケット第10話をみた感想。~農家と自然災害~

ているです。

下町ロケット第10話が放送されました。

最終回直前の第10話でしたが、今回も農家目線で考察してみたいと思います。

 

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10話のあらすじ

帝国重工から改めて無人農業用ロボットのエンジンとトランスミッションの開発を依頼された佃製作所。

しかし、世間からの注目が大きいこととトランスミッションの性能がまだダーウィンプロジェクトのレベルまで達していないことから社内ではトランスミッションの開発はあきらめるべきだとの意見が出ます。

そんななか、佃社長は島津さんを佃製作所に入れるべく交渉を行い、島津さんを会社に迎え入れることに成功します。

島津さんを迎え入れたことで、正式にトランスミッションの製造をすることが決定ます。

しかし、島津さんが佃製作所のトランスミッション部門のリーダーに就任したことで、元リーダーの軽部さんとチームに確執が生まれます。

応答性能の修正案が見つからないまま、毎日定時で帰る軽部さんにチームからは不満の声が上がります。

しかし、実は軽部さんは病気の娘の迎えのために定時で帰っていたのでした。

軽部さんは社員が帰った後に会社に戻り応答性能の修正案を模索していました。

そして無事、軽部さんは応答性能を改善します。

そんな中で、ダーウィンプロジェクトは全国で無人農業用ロボットのモニターの募集を始めます。

佃製作所も試験農場として殿村さんに依頼したのですが、断られてしまいます。

 

一方、稲刈りを目前に控えた殿村さんにも試練が訪れます。

収穫をまじかに控えた殿村家ですが、燕市に記録的な大雨が襲い川が氾濫して田んぼが全滅してしまいます。

さらに追い打ちをかけるように、田んぼの原状回復費と運転資金を農林協に借りようとした殿村さんですが、吉井の嫌がらせで融資を受けることができませんでした。

そんななかで佃社長と財前部長は改めて殿村さんに試験農場の依頼をします。

最初は渋っていた殿村さんの親父でしたが、佃社長の熱意を知り試験農場の許可を出します。

 

 

農家と自然災害

農業を営む上で農家にとって自然災害は切っても切り離すことはできません。

今週の下町ロケットでも殿村さんの田んぼが川の氾濫により全滅してしまいます。

今回のブログではそんな、農家の災害について紹介します。

 

水害

川が氾濫して起こる水害は、大きな災害になりやすく、最も恐ろしい災害です

大雨で川が氾濫すると田んぼに濁流が流れ込み稲が泥でつぶれてしまいます。

泥でつぶれた稲は起き上がることができないため、泥をかぶった田んぼではほとんど米を収穫することができなくなります

さらに田んぼや用水路も被害を受けるので復旧にかなりの費用が掛かってしまいます。

 

私が生まれる前の話ですが、私の住む関川村でも1967年8月26日~29日にかけて羽越水害といわれる水害がありました。

この水害で関川村では30時間で700mmの降水があり、104名の死者を出しました。

私の家もこの災害で流されたために、今の場所に建て直したそうです。

そんな状態なので、農作物への被害も相当なものだったようです。

直近では、2008年に殿村さんが農業を営む燕市の隣の三条市で水害がありました。

この水害では農作物への被害は約40億円にも上ったそうです。

 

干ばつ

雨が降りすぎても農作物に影響を与えますが、降らな過ぎても深刻な被害をもたらします

今年の新潟県は記録的な干ばつに襲われました。

最高気温は連日のように30度を超え、平均気温も30度を超える日が何日もありました。

7月14日から8月6日までの2週間ちょっとの間まったく雨が降りませんでした。

水が必要な時期に十分な水を与えることができず暑さもやられたため、2018年産の米の収量に大変な影響を与えることとなりました。

 

冷害

暑すぎても農作物に影響をもたらしますが、寒すぎても問題になります。

1995年には日本が記録的な冷夏に見舞われ、全国で米不足現象が起こりました。

この時は、梅雨前線が停滞し続けたために、日照不足と長雨により作況指数が74となりました。

これにより、当時日本全体で1000万tの米需要に対して、収穫量が800万tしかなく、深刻な米不足となりました。

作況指数についてはこちらの記事をどうぞ。

 

 

このように、農家は様々な自然災害と闘わなければなりません。

しかし、時には自然の力になすすべがない時もあります。

今回の下町ロケットで殿村さんの親父が、

 

後は、祈れ!

ここから先は運否天賦だ!

なるようにしかならねぇ!

 

という言葉を言いました。

この言葉は、自然災害に直面した農家の心情をよく表している言葉のように感じました。

 

 

終わりに

今週のブログでは農家と切っても切り離すことができない自然災害について紹介しました。

次週はいよいよ最終回です。

無人農業用ロボットが首相肝いりのICTプロジェクトとなり、首相の前で帝国重工とダーウィンの再対決の機会がやってきます

最後はどんな結末になるのか、楽しみですね。

個人的には殿村さんを親の仇かと言わんばかりに嫌がらせしてくる農林協の吉井と燕ライスファームの稲本のぎゃふんという顔が早く見たいです。笑

 

よろしければ他の農家目線の考察記事も読んでみてください。

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