ているです。
下町ロケット第9話が放送されました。
今週も農家の目線で下町ロケットを考察してみたいと思います。
この記事の目次
第8話のあらすじ
アグリジャパンで自動停止の不具合とトラクターの転倒を起こしたことにより、帝国重工はピンチに陥ります。
責任を問われた帝国重工側は野木教授の自動走行制御システムの不具合だと決めつけます。
しかし、帝国重工側に問題があるのではと疑った財前部長は佃製作所製のトランスミッションを搭載したトラクターでの再現実験を提案します。
再現実験の結果、佃製作所製のトランスミッションを搭載したトラクターは、誤差3cmという素晴らしい結果を出します。
それでも帝国重工側のミスを認めない的場専務と奥沢部長でしたが、藤間社長の鋭い眼光と迫力で保身に走る奥沢部長を圧倒します。
とどめのあごクイと名裁きにより佃製作所で帝国重工製のトランスミッションを調べる許可がおり、無事?帝国重工製のトランスミッションの不具合が見つかります。
さらに藤間社長の方針により、佃製作所でアルファ1のバルブとトランスミッションの開発を打診されます。
しかし、エンジンの品質には自信がある佃製作所ですが、トランスミッションはノウハウがなくまだ品質を確保できないのではないかと葛藤します。
一方、ロケットバルブの開発は佃社長とその娘利菜の親子対決が繰り広げられました。
結果は、過去最高水準のバルブを制作した帝国重工に対して、佃製作所製のバルブはさらに圧倒的にその上をいき正式採用されます。
ヤタガラス編に入ってからイライラする展開が多かったのですが、今週はすっきり回でした。
これからの話は最終回に向けてどんどん問題が解決していくのかな?と思います。
農業の夜間作業について
今週は殿村さんと父親が暗くなってからトラクターに乗りながら話をしている場面がありました。
最近のトラクターは夜間でも作業できるように明るいライトがついたトラクターも販売されていますが、殿村家のトラクターには大したライトがついていませんでした。
こんなライトで夜間作業できるのかな?という疑問がわきましたので、今回は農業の夜間作業について考えてみたいと思います。
農家は朝型
最近では、ライトがついた機械が出てきたことで日が沈んでからも作業する農家もいますが、基本的には農業は日が出ている間に行うのが一般的だと思います。
日が沈んでしまうと、暗くて田んぼがよく見えないため日中に比べて作業効率が格段に悪くなってしまいます。
トラクターに乗っていても暗くて耕した土の状態がよくわからないので仕事になりません。
そのため、自然と農家は日が昇ったら目覚め、日が沈んだら眠るというライフスタイルになりやすいです。
私の周りでも夏場で夜は19時以降に田んぼで作業している人はほとんどいませんが、朝は5時前でもけっこう田んぼ仕事をしている人がいます。
朝早くから仕事をする農家は仕事を終えるのも早いので、夕方16時~17時くらいには作業を終えている農家も多いです。
配りものを配りに19時ごろに家にお邪魔するとすでに酔いつぶれていたりします。笑
農家にも夜の作業はあるの?
とはいえ、農家がまったく夜に作業をしないわけではありません。
我が家では稲刈りの時期には、日中は稲刈りをして夜に籾摺りをすることもあります。
一昔前は、夜はわらで縄やみのを作っていたりしたそうです。
まったくないわけではないですが、夜にする作業はかなり限られています。
夜間作業は危険?
田んぼでの夜間作業は、暗く周りや手元がよく見えないことが多いので、普段明るければやらないようなミスをする可能性が高くなります。
また、暗いので夜間作業は道具をなくしやすいです。
そのため夜間作業は最後の手段として、日程に余裕があるのであれば日中に作業するのが理想です。
終わりに
今回は、農業の夜間作業について考察しました。
次回の予告では、殿村家の田んぼに自然が猛威を振るうようです。
農業にとって自然災害は切りはなすことのできない問題です。
来週はそのあたりについてブログにしてみたいと思います。
よろしければ他の農家目線の考察記事も読んでみてください。