今週は待ちに待ったコシヒカリの穂がちらほらと見え始めました。
穂が出ると、今年の稲作もあと少しかなという感じがしてきます。
一方で、先週同様に今週も毎日のように真夏日となっています。
日中はできるだけ外に出ないようにして、農作業は朝か夕方にするようにしています。
体温よりも気温が高いような日もあるので、水分補給をしたり空調服を使ったりして熱中症対策をしています。
空調服を着ていると目に見えて汗の量が減り、空調服を着ていない状態と比べると明らかに快適に作業することができます。
しかし、空調服は外気温があまりにも高くなると外気から温風を取り込んでしまって、そこまで快適でなくなってしまうことがあります。
そこで最近は取り込んだ外気を冷ますことができるアイスベストが気になっています。
今回は8月3日の様子を記事にしています。
この記事の目次
慣行栽培
慣行栽培は先週穂肥を散布したおかげで、多少葉色が濃くなった気がします。
慣行栽培の田んぼでは8月1日に走り穂を見つけました。
走り穂とは、その田んぼで一番早く出穂した稲のことです。
慣行栽培の生育状況
慣行栽培の生育状況は、平均的な稲の背丈が83cm、葉齢14、茎数39本でした。
(背丈は株の中で一番長い葉っぱが土から何cmかを測定。葉齢は主稈(親茎)の葉の枚数。茎数は株の茎数を計測。測定はランダムに5株を選択してその平均を記載しています。)
先週に比べると背丈が10cm伸びました。
やはり温かい日が続くと成長が促進されるような気がします。
これから穂が出てくるので、これ以上葉が増えないので今年の葉齢は14となりました。
14枚葉っぱが出ているので葉の数としては十分かなと思います。
無農薬栽培
無農薬栽培は、慣行栽培よりも1日早い7月31日に走り穂を確認しました。
写真真ん中の黄緑色が稲の穂です。
無農薬栽培の田んぼにも先週自家製のぼかし肥料を入れました。
そのおかげか少し葉の色が濃くなったような気がします。
無農薬栽培の生育状況
無農薬栽培の生育状況ですが、平均的な稲の背丈は84cm、葉齢14、茎数29本でした。
(背丈は株の中で一番長い葉っぱが土から何cmかを測定。葉齢は主稈(親茎)の葉の枚数。茎数は株の茎数を計測。測定はランダムに5株を選択してその平均を記載しています。)
慣行栽培に比べると1週間でそこまで背丈は伸びませんでしたが、もともと背丈が高かったので慣行栽培と比べると大きい姿をしています。
葉齢は慣行栽培同様14となりました。
まとめ
今週はついにコシヒカリの穂が出てきて、いよいよ2019年の稲作も後半戦という感じがしてきました。
暑さに負けずに最後まで頑張りたいと思います。
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