雑草との闘い|2019米づくり記録21

8月も終わり収穫まであと半月ほどとなりました。
お盆過ぎから暑さはだいぶ和らいだものの、まだじめじめと蒸し暑い日が続いています。

暑さが和らいで稲は順調に生育していてだんだんと穂が黄金色になってきました。
しかし、稲の成熟に伴ってヒエなどの雑草も例年以上に元気に生育しています。

取れども取れどもなくならない雑草との闘いが続きました。

我が家の田んぼ以外でも、近隣の田んぼに雑草が多く生えてる気がします。
おそらく、夏の間田んぼの水を取水している川の上流で雑木を除去する工事をしていたので、雑木を除去したときに土のなかに眠っていた雑草の種が流されて田んぼで芽を出したのではないかなと思います。

稲刈りまでもうあまり日前がないですが、円滑に稲刈りをおこなうために少しでも雑草を除去しておこうと思います。

今回は8月31日の様子を記事にしています。

 

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慣行栽培

慣行栽培の田んぼは場所によってヒエが大量発生しているところがあるので、鎌を片手に田んぼに入って雑草処理にいそしんでいます。

朝露が鬱陶しいので、露が上がった昼前から夕方が草取りの時間なのですが、急な雨や仕事の関係でなかなか思ったように作業が進みません。

今年は稲刈りまでに雑草を処理しきれるか怪しいところです。

 

慣行栽培の生育状況

慣行栽培の生育状況は、平均的な稲の背丈が95cm、葉齢14、茎数39本でした。

出穂日からの積算温度は、652℃でした。

コシヒカリは、積算温度が1000℃を超えたくらいの時期が稲刈りの時期と言われています。

(背丈は株の中で一番長い葉っぱが土から何cmかを測定。葉齢は主稈(親茎)の葉の枚数。茎数は株の茎数を計測。測定はランダムに5株を選択してその平均を記載しています。積算温度は、気象庁の関川村下関のデータをもとに出穂日から1日ごとの平均気温を足した温度です。)

刈り取り適正の1000℃まであと350℃くらいです。
平均気温20度くらいだとすると9月15日ごろには刈り取り適性期を迎えそうです。

 

 

無農薬栽培

無農薬栽培の田んぼは、1週間前にがっつりヒエ取りをしたのでほとんど雑草は生えていません。

去年一昨年は休耕田を復田したばかりで、田んぼに栄養がありすぎたために稲が倒伏して大変でしたが、休ませている間の栄養はほとんど消費したようで今年は倒伏せずに済みそうです。

私の周りの田んぼでは休耕田を復田する場合は、2年くらい倒伏に強い品種を育てるほうがよさそうです。

 

無農薬栽培の生育状況

無農薬栽培の生育状況ですが、平均的な稲の背丈は105cm、葉齢14、茎数29本でした。

出穂日からの積算温度は、625℃でした。

(背丈は株の中で一番長い葉っぱが土から何cmかを測定。葉齢は主稈(親茎)の葉の枚数。茎数は株の茎数を計測。測定はランダムに5株を選択してその平均を記載しています。積算温度は、気象庁の関川村下関のデータをもとに出穂日から1日ごとの平均気温を足した温度です。)

無農薬栽培も慣行栽培の田んぼと同じ時期に刈り取り適性期になりそうです。

 

まとめ

8月も終わりいよいよ収穫まじかとなりました。

収穫までもう少しとなりましたが、まだ雑草の処理が間に合っていないので残り半月くらいですが少しでも雑草を駆逐できるように田んぼに入りたいと思います。

 

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