いよいよ2019年度の米づくりも終盤戦に入り、今種からコシヒカリの収穫がスタートしました。
先週刈り取った早生品種のコシイブキに続き、ついにコシヒカリの収穫が始まります。
我が家では晩生品種は栽培していないのでコシヒカリの収穫・調整が終わると今年の米づくりは終わりとなります。
いよいよ、あとわずかとなった今年の稲作ですが、今週も生育状況を報告します。
今回は9月14日の様子を記事にしています。
この記事の目次
慣行栽培
この時期になると特にやる作業もなくなるので、ただ田んぼを眺める日が多くなります。
毎年この時期は台風が来ないかびくびくしながら収穫日を待っているのですが、今年は全く新潟に台風が来る様子はありません。
今年は穂にもみがついてから台風が来ることもなく、天候が安定していたので稲がつぶれることもなかったので楽に刈り取りをおこなえそうです。
慣行栽培の生育状況
慣行栽培の生育状況は、平均的な稲の背丈が95cm、葉齢14、茎数39本でした。
出穂日からの積算温度は、986℃でした。
コシヒカリは、積算温度が1000℃を超えたくらいの時期が稲刈りの時期と言われています。
(背丈は株の中で一番長い葉っぱが土から何cmかを測定。葉齢は主稈(親茎)の葉の枚数。茎数は株の茎数を計測。測定はランダムに5株を選択してその平均を記載しています。積算温度は、気象庁の関川村下関のデータをもとに出穂日から1日ごとの平均気温を足した温度です。)
今週はほどんど雨が降ることもなく気温の高い日が続いたので出穂からの積算温度をかなり稼ぐことができました。
無農薬栽培
少し前に草取りをして田んぼの中の雑草を駆除したはずなのにちょっとの間でまでヒエが大きくなってしまいました。
今年は本当に雑草が伸びる速度が速いなと考えつつ、ヒエを刈り取りました。
この程度なら全く問題ないのですが、無農薬の田んぼは手前のほうが少し倒伏し始めています。
刈り取り直前にこのくらい稲がなびいていると、穂に実が入ってるんだな!と感じます。
無農薬栽培の生育状況
無農薬栽培の生育状況ですが、平均的な稲の背丈は105cm、葉齢14、茎数29本でした。
出穂日からの積算温度は、958℃でした。
(背丈は株の中で一番長い葉っぱが土から何cmかを測定。葉齢は主稈(親茎)の葉の枚数。茎数は株の茎数を計測。測定はランダムに5株を選択してその平均を記載しています。積算温度は、気象庁の関川村下関のデータをもとに出穂日から1日ごとの平均気温を足した温度です。)
だんだんと葉の緑色が抜けてきて、もみがパンパンに膨らんでいます。
まとめ
今年は新潟県全体では米の出来が良い予報となっていますが、我が家では今週からついにコシヒカリも収穫がスタートしました。
コシヒカリの収穫・調整の約2週間くらいが1年で一番忙しく作業するをするのですが、収穫した米を食べるのを楽しみに作業を頑張りたいと思います。
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