4月になって暖かい日が続いて、私の村でも山菜が採れ始めたという話が聞こえてきました。
これは私もうかうかしていられないと思い、田んぼ仕事が終わってから私も山に行ってきました。
うちの山は田んぼから車で5分くらいのところにあります。
うちの山は杉林なのでそれほど山菜が多く採れるわけではありませんが、例年タラの芽やコシアブラ、こごみなどの山菜が収穫できています。
今年はどんな山菜が採れるのか、春一番最初の入山が一番楽しいです。
新潟でも最近は30℃近くまで気温が上がる日があり、さすがにほとんど雪を見ることはなくなりました。
ちなみにこちらは一番雪が多かった時の写真。
ここまで降るともはや絶望しかありません。このまま冬眠してしまいたくなります。
今年は大雪だったので春になってもなかなか雪が消えないのではないかと心配していましたが、3月に気温が上がってまとまった雨が降ったおかげで大雪の面影は全くありません。
3月に気温が上がったおかげで、大雪の割に今年は山菜の旬が早いようです。
いざ、入山!!
もう全く雪の気配は感じられないですね。
うちの山はこの写真の奥の方の杉林です。まずは手前の斜面を下って杉林を目指しましょう。
ているの山に到着
杉林にたどり着くとこんな感じの景色になります。
杉は背が高く、地面に日があまり当たらないので杉以外は比較的細い木が多く、草もあまり生えていません。
山菜の生える環境としてはそこまでいい環境ではないですが、それなりに山菜を採ることができます。
こごみ発見!!
先日ブログで紹介したこごみです。
こごみはこんな感じで株となってまとまって生えています。丸まった部分は必ず株の内側を向いています。鮮やかな緑色をしているのですぐ見つかります。
彼らは持ち帰って、ブログを書いてる時点ではすでに私の養分になってしまいました。
ごち。
コシアブラがたくさん生えていた!
こちらはコシアブラという山菜です。タラの芽が山菜の王様と言われているのに対してコシアブラは山菜の女王と呼ばれています。
この辺では呼んでいないけど誰かが呼んでるんだと思います。
コシアブラも春の山菜の決まり文句の独特の香りがします。
春の山菜はそれぞれ独特の香りを持っているんですが、香りの説明が難しいのでブログガー泣かせですね。笑
私の語彙力では山菜の香りは独特としか形容できません。。。笑
コシアブラは天ぷらにしたり、あえ物にして食べることが多いです。
また、塩漬けにすれば半年以上日持ちする優秀な山菜です。
今回は王道の天ぷらでいただきました。田舎の春の山菜の天ぷら率はすごいです。笑
コシアブラにはケンフェノールやポリフェノールが含まれており、
- 血圧を下げる
- 便秘改善
- 抗酸化作用
- 抗がん作用
があると言われています。
春の山菜はそれぞれ体にいい成分が多く含まれているのもいいですね。
以上、今年初の山菜採りでした。